6月 20, 2011 (中国通信=東京)重慶20日発新華社電によると、重慶市の広陽島で先ごろ、比較的大規模な新石器時代の遺跡2カ所が発見された。 重慶市文物考古研究所によると、今回発見された沱湾遺跡と陳家湾遺跡は分布面積が広く、文化堆積層が厚いという。重慶市中心部で見つかった新石器時代の遺跡としては珍しい大規模な遺跡で、多くの新石器時代の土器片が採集された。 考古専門家によると、これらの遺跡の発見は重慶地区の新石器時代文化の研究にとって貴重な資料となるもので、出土した土器片も得難い実物資料となる。 広陽島は重慶市南岸区峡口鎮に位置し、長江の中州としては2番目に大きく、総面積は5・92平方キロにのぼる。重慶市中心部に現存する中州としては面積が最も広く、環境も最も良い。 専門家は次のように述べた。今回の広陽島での発掘調査では、比較的規模の大きい新石器時代の遺跡2カ所に加え、比較的規模の大きい