スニーカー文庫編集長、野崎岳彦氏 同編集部「涼宮ハルヒ」シリーズ担当、坂本浩一氏 聞き手:日経ビジネスオンライン 山中 浩之 「ハルヒのアニメ化はどう始まったのか」 -- まず、小説のアニメ化っていつ頃からお話が動くんでしょうか。 坂本 実際は放送の1年半ぐらい前から話自体はあったと思います。制作が始まってから、原作サイドとしての関わりとしては1年ぐらいですね。 野崎 ちょっと補足すると、大手の集英社さん、講談社さんを筆頭に、出版社が自社の原作の映像化、アニメ化をする例は数多いですが、同じ部署というか、同じ事業部内で映像の制作部門、「衣」が付かない方(※業界の慣例で、コンテンツを作ることを「制作」、その資金を出すことを「製作」と表記する)を持っている例はかなり少ない。 なので、その意味では『ハルヒ』に限らず、角川では許諾案件じゃないもの、すなわち角川が制作元になって、製作委員会としての幹事
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