2014/10/8 シリコンバレーとお茶の関係 「シリコンバレーにいる日本人」と聞いて、あなたは誰を想像するだろう? 野心あふれる起業家? スーパーエンジニア? IT企業のエース社員?…… そうした想像は、間違ってはいない。 ただ、日本からシリコンバレーに行くのは、決して起業家志望やエンジニアだけではない。営業マンとしてシリコンバレーに乗り込み、「日本ブランド」を売り込んだ男がいる。 飲料メーカー・株式会社伊藤園の角野賢一氏、36歳だ。 彼がシリコンバレーに残した足跡を一言で言えば、「シリコンバレーに、『お~いお茶』ブームを作った」ということになる。 「お~いお茶」と言えば、世界初の「缶入り煎茶」を前身に、日本を代表する緑茶飲料のトップブランドだ。その「お~いお茶」が、いまシリコンバレーで大人気であることを、どれくらいの人が知っているだろうか? ここで言うブームとは、「サンフランシスコのス