須磨海浜水族園(神戸市須磨区)がゴールデンウイークの目玉として企画したイワシ約2万匹の群れ(イワシ玉)が、サメなどに食べられ想定外のスピードで激減している。28日の時点で“生き残り”はすでに数百匹。「5月3日くらいまでは楽しんでもらえるはずだったのに」と同園は困惑している。 「スマスイのGO GO GOールデンウィーク」と銘打ち、4月27日から数々のイベントを仕掛ける同園。 長い不漁、高騰を経て8年ぶりに復活させたイワシ玉もその一つで、「他の魚から身を守るため群れになって泳ぐ姿はもはや芸術的」などとPRしていた。 ところが26日午前に「波の大水槽」に搬入したイワシは、瞬く間にサメや大型アジの餌食に。 念のため、前日にエサを通常の3倍与えて満腹にさせていたにもかかわらずだ。27日にはスタッフも目を疑うほどの“小玉”になってしまった。 「昔はサメもアジももっと小さくて、イワシを入れて