シマンテックは12月16日、ランサムウェアの「TeslaCrypt」が作成者によって改良を続けられ、攻撃が活発化しているとセキュリティブログで明かした。 TeslaCryptは、マルウェアの強力な暗号化機能を使い、感染させたコンピュータ内のファイルを暗号化するランサムウェア。以前から確認されているランサムウェアであるが、作成者はマルウェアを日々改良し、新たな拡散の手法を実行しており、ランサムウェアの中でも危険な存在となっている。 シマンテックの観測によると、12月になってからTeslaCrypt攻撃が増加している。攻撃の手法は、マルウェアを仕込んだ大量のスパムメールを送り付け、受信者を巧みに誘導してメールを開封させようとする。スパムメールで使われている件名の例は以下の通り。 [ID:<ランダムな数字>]Would you be so kind as to tell me if the it
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