先日実際にお客さんのところで「TCPポートが涸渇する」という問題が起きたのでそのことについて書いてみようと思います。 実際のシステムはMicrosoft Dynamics CRMだったのですが、これは通常のフロントエンド/バックエンドシステムであればどのシステムでも起こりうる問題です。 「フロントエンド」、「バックエンド」という言葉が耳慣れない方もいると思うので簡単に説明しておきます。「フロントエンド」というのは実際にクライアントからの接続を受け、結果を返す役割のサーバーを指します。基本的にクライアントから見えるのはこのサーバーだけです。1台だけでは性能的にさばききれない、1台だけでは単一障害点になってしまう、というような理由から複数台配置されることが多いです。性能が足りなくなってきたらフロントエンドのサーバーの台数を単純に足してスケールアウトさせることができるというのもメリットです。 「
シャチの逆襲 「昔はね、シャチが近海マグロはえ縄船でかかったサメを食べることはほとんどなかったんだけどね、10年ほど前から、シャチやゴンドウイルカが、かかったサメをとりにくるようになった。 シャチはヨシキリザメの胸びれの下の柔らかい部分を知っているんだなぁ。そこに噛み付いて、内蔵だけを食い散らかしていくんだ。船が一旦、シャチやゴンドウの群れに狙われたら、それはもう恐ろしい……」 そう語るのは、気仙沼漁撈通信協会会長の吉田義弘さん。ヨシキリザメやメカジキを狙う近海マグロはえ縄船に50年も乗っていたベテラン漁師だ。 吉田さんが乗船していた近海マグロはえ縄船では、総延長123kmの幹縄に4000~4400本の針をつけて流す。一回の操業で縄をあげる作業時間は、通常11~12時間。これだけでも重労働だが、縄がもつれたり、幹縄が切断されたりするなどの予期せぬハプニングがあれば、連続作業は24~48時間
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