そんな言葉は流行らないと自分で決め付けた言葉が当たり前のように使われることがある。最近では「MaaS(Mobility as a Service)」がそうだ。Webや雑誌、新聞を眺めているとかなり使われている。 年をとったせいか新語に出くわすと定義が気になって仕方がない。用語の混乱こそ諸悪の根源と確信しているものの、言葉の定義にこだわっていると新語が表現しようとしている何かがどう新しいのか、それを確かめるところまで行き着かなくなる。 困ったことにMaaSはモビリティーをサービスとして提供する話らしく、体験しようとすると自ら移動しなければならない。だが旅行はさほど好きではないし、自動車の運転免許も持っていない。この10年ほど国内外を含めて出張は全くと言ってよいくらいしていない。 だからと言って、最新の動向らしいMaaSが分からないままでよいのかと気にしていたところ、知り合いにMaaSを体験し
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