身に覚えのない料金を請求されたなどという、インターネットのアダルトサイトに関するトラブルの相談が、昨年度、10万件を超え、これまでで最多になったとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。 主な相談の内容は、無料だと思って閲覧していたら、突然、料金の請求画面が現れたとか、歌手の動画を見ようと動画サイトにアクセスしたら、アダルトサイトに登録され、料金の支払いを求められたなどというものです。 国民生活センターによりますと、こうしたアダルトサイトに関する相談者のうち、金を支払った人の平均額は27万円に上り、最高では6000万円を支払ったケースもあったということです。 このため国民生活センターは、身に覚えのない請求には応じないことや、請求画面に載せられた業者の連絡先には決して連絡しないよう、注意を呼びかけています。 国民生活センターの遠藤陽介さんは、「最近は女性や高齢者からの相談も増えている