ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって3カ月が経った。ロシア側によるウクライナ市民への非人道的な扱いが指摘されてきたが、南東部マリウポリに住んでいた男性に話を聞くと、ロシア側による市民の“選別”、そして“強制連行”といった実態が見えてきた。 取材に応じてくれたアルトゥールさん(57) この記事の画像(9枚) 目の前で空爆…避難を決意 現在、フィンランドで避難生活を送るアルトゥールさん(57)は、マリウポリでタクシー運転手として働いていた。ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まった2月24日、彼の家の近くにも砲弾が降ってきたという。侵攻が始まってすぐは、マリウポリから脱出しようとする人がタクシーに殺到したそうだ。 アルトゥールさん: 私は2014年(のクリミア侵攻の時)もここにいたので、今回も乗り越えて生きていくと乗客の女性に話したんです。すると、彼女は「今回はもっと深刻だ。急いでマリウポ
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