広告のコンペなんかで、大手広告代理店とかは国際情勢から話し始めるそうです。国際情勢はこうで、その中で今の日本はこう、その日本においてこの広告を考えた場合にこういうのが一番いいのではないかと、2,30枚のA4用紙を用いて説明したりするそうです。 広告を作るにあたってその意見が真っ当かどうか知らないけれど、まあそこまでやるんだから、要するに広告にはイデオロギーが込められているってことらしいと。そして今街を歩いていて広告を見ないことはありません。別に広告その物じゃなくてもお店の内装であったりとか、ディスプレイ、、レストランのメニュー、建築物、最近は六本木ヒルなんとかをはじめ街自体そうだったり、あらゆる物が広告的で、全て同じようにイデオロギーが込められているように見えます。僕たちは意識せずともイデオロギーの中で生活しているようです。 そうすると、今度は逆にイデオロギーが込められていないものが奇妙に