ルームシェア、カーシェア、ナレッジシェア……最近ではさまざまな「シェア」ビジネスが台頭してきている。これは、持てるものを専有するのてはなく、使っていないときには別の人が使えるようにすることで、既にあるリソースを最大限に活用しようという試み的なビジネスだ。 海外のメインプレーヤーとしては宿泊施設をシェアするAirbnb（エアビーアンドビー） 、ライドシェアのLyft（リフト）とUber（ウーバー）の3社を挙げられるだろう。 4月8日に行われた「新経済サミット2015」で、Airbnb CTO兼共同創設者のネイサン・ブレチャージク氏、衆議院議員／自民党IT戦略特命委員会事務局長 ふくだ峰之氏、Lyft 共同創業者兼社長のジョン・ジマー氏が登壇してシェアリングエコノミーの現状、成長させるのに不可欠な要素、また日本で事業を始める際に大きな壁となっている「規制」についてセッションが行われた。 「ノー

大手通販サイト利用者を含む約５０６万人分ものＩＤやパスワードが、中国の詐欺グループの手に渡っていた疑いが浮上した。 中国向け「中継サーバー」を巡る事件で、警視庁は現在、情報が悪用された形跡がないかどうか確認を進めている。しかし、一度流出した情報の回収は困難で、専門家は「利用者はすぐにパスワードを変更し、自衛策を講じてほしい」と呼びかけている。 警視庁によると、ＩＤやパスワードが流出した時期や経緯は不明だが、中国の詐欺グループがハッキングで取得したり、別のところで流出した情報を買い取ったりした可能性がある。 ＩＤなどが見つかった東京都豊島区の「ＳＵＮテクノ」のサーバーには、通販サイトなどに接続を試みる自動プログラムも内蔵されていた。詐欺グループはこのプログラムを使って、入手した情報が使えるかどうか確認したとみられる。