2日、福岡7区で当選した自民党・古賀誠陣営の幹部が、福岡県警に公職選挙法違反(供応)の疑いで逮捕された。 逮捕されたのは、八女郡広川町の農業・鶴 基(つる もとき)容疑者(51)。同容疑者は今年6月、複数の有権者に対し、古賀誠氏への投票を依頼するため、酒や料理など数万円相当の供応接待をしたとされる。 鶴容疑者は、古賀誠氏の支援団体である「誠会」の幹事長を務めていた。 古賀陣営の幹部逮捕で、どこまで事件が広がるのか注目される。
(株)ライブドア(本社:東京都新宿区、出澤剛社長)は、運営するブログサービス「livedoor Blog」とWeb型RSSリーダーである「livedoor Reader」において、更新情報がリアルタイムに反映されるプロトコル「PubSubHubbub(パブサブハバブ)」に対応したと発表した。国内のWebサービスでは初。 「PubSubHubbub」は、RSSの購読を効率化するためのプロトコルで、今回の対応により、これまでブログの更新時にRSSリーダーへの反映に生じていたタイムラグを解消し、リアルタイムに更新情報を反映することが可能になったとしている。 RSSリーダーは、通常、フィードを配信する場合、フィードを配信するサーバ(パブリッシャー)とそれにリクエストを送信してフィードを受信するサブスクライバーで成り立っているが、「PubSubHubbub」の場合は、パブリッシャーとサブスクライバー
民主党所属の福岡市議らで構成する福岡市議会会派「民主・市民クラブ」が配布した市政報告にはさみ込まれていたアンケートはがきは、まさに噴飯もの。その内容について、さらに検証してみたい。 アンケートの問2は、「移転場所の決定について」。昨日報じたとおり、問1では病院機能について聞きながら、立地を絡めた選択肢を用意して人工島へ誘導している。そのうえで、新たにこども病院の移転地について聞いているのである。現在の医療機能を維持すべき、と考えるなら『都心より少し離れても』やむを得ない、と印象付けてから移転地についての設問になるのだ。実に姑息な手法だが、問2の選択肢もまた、言葉にならないお粗末さである。設問に対し示された三つの選択肢は次のとおり。 ①アイランドシティの決定は現実的選択である ②西部地区の別の場所でもよかった ③財政負担の限度を無視しても都心部がよかった このどうしようもない答えのなかから、
福岡4区の自民現職・渡辺具能氏は、衆院が解散した21日、データマックスの取材に対し、次のようにコメントを寄せた。「選挙区の皆様に育てていただき、4期目を全うできた。勝利して恩返しをすることが自分に課せられた使命だと考えている。できもしないことを並べ立てるつもりはない。国民の安心・安全を守るという政治の在るべき姿を実践し、多くの人の期待に応えたい。景気回復に全力をあげ、年金、福祉といった削りすぎた部分はきちんと元の姿に戻し、十分な手当てを行い、将来への不安をなくしていく必要がある。『渡辺を使ってください』と訴えていきたい」 福岡4区では、民主党・古賀敬章氏が渡辺氏に挑む。
「勝ち組連合の誕生」「食品業界大再編への号砲」――日本経済新聞のスクープによって突如明らかになった、サントリーホールディングスとキリンホールデングスの経営統合を、各メディアはこんな表現で好意的に取り上げる。だが、各メディアがあまり焦点をあてない謎の会社がある。サントリーの実質的な持ち株会社、寿不動産である。 大阪・堂島のサントリー本社内の一室にその会社がある。従業員はたった8人しかいない。サブリースのマンションなど不動産賃貸事業とサントリー各社への保険代理店業務をなりわいとし、2008年12月期決算によると、売上高はわずかに8億5,200万円しかない。社名の「寿」は、サントリーの前身が寿屋だったことに由来する。 何の変哲もないちっぽけな不動産会社だが、この寿不動産こそがサントリーを支配するツールとなってきた。非上場企業であるサントリーの圧倒的な筆頭株主として、サントリー株の89%を保有して
21日、衆院解散を受けて各党の立候補予定者たちが街頭に飛び出した。全国注目の選挙区となる福岡7区の野田国義氏(民主・前八女市長)は、街頭活動の合間に、「やっと解散の日を迎えました。身を引き締めて、一歩一歩進んで行きます。やれることは全てやります」としたうえで「税金の使い方を変える。税金は国民のために使われるべきものということを、誠心誠意訴えてゆきたい」と語った。 野田氏が挑戦する相手は、かつて秘書として仕えた自民党の大物・古賀誠氏。師弟対決の幕が切って落とされた。 *記事へのご意見はこちら
文部科学省は6日、全国の小・中学生を対象にした霞ヶ関の「子ども見学デー」を、今年は8月19日(水)、20日(木)に実施すると発表した。平成8年から、子どもたちに親の職場を見学してもらうことで親子のふれあいを深め、広く社会を知る機会をもってもらおうと同省の企画により始まったもの。その後参加府省庁は増え、今年は内閣府や宮内庁を含む26の府省庁で実施される。 事前の申込が必要なプログラムもあり、「応募多数で締め切ることも多いので早めに」ということだ。保護者同伴で参加する子どものための企画だが、今年は解散・総選挙をめぐり慌しさが増しており、真剣な眼差しを向けるのは親の方かもしれない。
福岡市情報プラザは、花火大会の予定を発表した。 7月11日(土)第21回篠栗町納涼花火大会[篠栗町上町] 7月17日(金)くきのうみ花火の祭典[北九州市洞海湾 若戸大橋周辺] 7月18日(土)大蛇山 Fire Festival[石炭産業科学館周辺] 7月18日(土)第8回粕屋町商工花火大会[粕屋町 駕与丁公園] 7月20日(月)みやま納涼花火大会[みやま市瀬高町] 7月23日(木)第40回志摩町芥屋の大門まつり納涼花火大会[志摩町 芥屋海水浴場一帯] 7月25日(土)夢HANABI 2009[小郡市小郡運動公園前 宝満川河川敷] 7月25日(土)第57回豊前市みなと祭り[豊前市大字宇島] 7月26日(日)のおがた夏祭り[直方リバーサイドパーク(直方市役所下遠賀川河川敷)] 7月28日(火)筑後川温泉花火大会[うきは市浮羽町 筑後川温泉南河川敷] 8月1日(土)第43回船小屋温泉花火大会[筑
世界中の厳選されたCMだけを集め、オールナイトで楽しむイベント「世界のCMフェスティバル」が今年も開催される。日時は7月10日(金)の21:30〜翌朝5:30までで、会場は福岡サンパレス。 このイベントは1999年に福岡で初めて開催されて以来、年々規模を拡大。今年は全国21都市で開催される予定となっている。仕掛人はフランス人のジャンクリスチャン・ブーヴィエ氏。かつては九州芸術工科大学(現・九州大学)にて教鞭を執っていた人物だ。 このイベントで上映されるCMは、カンヌなどの各広告祭での受賞作品をはじめ、めったにお目にかかれない国々のレアなCMなど、50カ国分500本の上映となっている。笑えるもの、考えさせられるものなど、各種そろった充実のラインナップだ。 テレビ視聴時には、時に邪魔者扱いされがちなCM。たまにはそんなCMを主役にしたイベントで、エキサイティングな夏の夜を過ごしてみては? 「世
18日の午後7時、天神からほど近い舞鶴公民館に住民が集まった。ホームレスの支援施設計画説明会とされていたが、思いがけない展開となった。 説明会を開いたのは福岡市で不動産や小売業などを営んでいるという業者。以前からホームレス問題を意識しており、市のホームレス自立支援実施計画に賛同し、購入したビルと隣の行政の土地をあわせた土地で自立支援事業を行ないたいと考えていたという。 「先代から大手門で(商売を)営んでいる企業ですが、那の津に買ったビルの隣の土地を調べたところ、行政の土地になっていまして、そこを使ってホームレスの自立支援をしたいと・・・」。説明をはじめた企業側だったが、途中で住民から一斉に反対の声が飛びかった。「なぜ、市は来てないんだ!」住民らの声に業者側は、市の担当課とも連絡は取り合っており、市は住民からある程度の理解があればやりたいと言っていると説明。今回は単独でお話しすることになった
一時期は県内で100誌を超え、全国でもナンバーワンの媒体数を誇っていた福岡県のフリーペーパー業界。驚異的な発行部数と費用対効果で一世を風靡し、有料情報誌を蹴落としていったが、近年はその勢いも衰えをみせ、各誌、その存続を危ぶまれる声が聞こえてくるほどである。 あるフリーペーパーは発行部数を武器に広告売上を伸ばしていたものの、広告代金の未回収に苦しんでいるという。「特に飲食業の広告費不払いが多い。『来店客が減ったうえに、宴会なども少なくなってきているから払えない』と言っているが、ウチだって生活がかかっているからたまったもんじゃない」と女性経営者は頭を悩ませる。たとえば、以前は1枠10万円で取り引きされていた広告も、景気の悪化から簡単に受注できなくなった。さまざまなサービスを付けたうえに料金を値引いて契約したにも関わらず、回収ができないといった悪循環に陥っているのである。 広告1枠作成するだけで
西鉄福岡天神駅に隣接するソラリアステージビルにある若者に人気の「インキューブ」。ステーショナリーグッズが豊富に揃っている同店の2号店が6月26日、西鉄久留米駅横の商業施設エマックス・クルメ3階にオープンする。店内には流行に敏感な若者向けのステーショナリーを中心とした約50,000アイテムが揃っているとのこと。なお、オープン記念で、店内では各種イベントが実施され、オリジナルグッズも販売される。詳細は下記のURLでチェックしよう。 【URL】http://www.emaxkurume.com/
正念場に立つ老舗百貨店 北九州経済活性化のために (株)井筒屋 代表取締役 中村 眞人 氏 他店舗の現状と課題 ―山口井筒屋の状況はどうですか。 中村 県庁所在地ということもあり、売上高85億円という高めの目標でした。しかし、実際の数字とはまだ10%近くの開きがあります。ただ、立地は良くて駐車場もついており、商店街もありますから、鳥取の大丸などに負けないくらいの規模でやれば利益は出るでしょう。 ―博多リバレインのサロン・ド・井筒屋Uが6月いっぱいで撤退となります。そもそも出店の目的は。 中村 もともと博多駅店が持っていたお客さまのうち、5,000~6,000人の方の受け皿として出店しました。また、地方の中心街には300坪単位の空き家がたくさんあるわけですが、ブランドをテナントに入れるビジネスは成り立ちません。ですから、少数のお客さまに対してゆっくりと商売できる業態を考えました。 最初のころ
廃棄防止に値引きは正当か 今回の命令によって、加盟店は「値引き」を正当化されたことになる。しかし、それが最善策なのだろうか。値引きの本当の背景には、コンビニの経営環境の厳しさがあることも忘れてはならない。だから、値引き販売の是非は、別個に考えなければならない問題だ。 先日、日本におけるコンビニの生みの親、(株)セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長がテレビ出演し、コンビニの革新経営について語っていた。大型スーパーが台頭した1970年代に、なぜコンビ二だったのか。 導入の経緯を要約すれば、「利便性」「正価販売」「ストアロイヤルティー」の3つだ。それを30年以上かけて確立した(NHK「プロジェクトX」では、実にうまく解説されている)。それゆえ、コンビニに「安売り」はなじまないはずである。 お客が求めるのは価格ではなく、今必要な商品であり、サービスであり、それを提供することが価値なのである
正念場に立つ老舗百貨店 北九州経済活性化のために (株)井筒屋 代表取締役 中村 眞人 氏 中心街活性化のために ―銀行や証券会社の支店がすべて撤退しましたからね。 中村 福岡と北九州の両方は必要ないという理由で、福岡支店に機能を統合し、北九州は営業所となったためにキャリア人口が減ったのでしょう。小売業の都市間競争もさることながら、オフィス需要の都市間競争の影響が一番大きいでしょうね。 北九州の中心街活性化において、街なか居住などの案がありますが、一番重要なのはオフィス需要、つまり働き場を創出することです。いくら工場を誘致したところで、百貨店の売り上げは変わりません。小倉の街なかでも貸しビルが増えましたが、テナントがなかなか入りませんよね。 ―福岡もオフィスや商業施設の空室が目立っています。コレットのテナント誘致の現状はどうですか。 中村 既存の百貨店とは業態を変え、テナントビル管理形式に
加盟店に有利な命令はしこりに 本来、価格は小売店が自由に決められる。これに対し、メーカーや問屋が価格を維持させるために商品供給の停止などを行なえば、独占禁止法上の「不当の取引制限」と見なされ、公正取引委員会による排除勧告や命令の対象となる。 この適用はコンビニでも同様で、FC本部が加盟店に対し、強制的に「価格維持」をすることはできない。だから、今回の排除命令はセブンイレブンがこの法令に違反していたことを決定づけたということになる。 しかし、実際に加盟店のオペレーションやSVの指導状況は店舗ごとで異なり、それが値引き販売を行なわせてしまったケースがないわけではない。原因はコミュニケーション不足で、得てしてオーナーの不理解が、今回のような問題に発展させてしまうのである。 セブンイレブンは、FCシステムを徹底し、加盟店で販売された商品からしかチャージ収入を受け取っていない。ただ、今回のケースでは
井筒屋は、福岡市の博多リバレインに出店していたサロン・ド・井筒屋Uを今年6月に閉店すると発表していたが、今度は井筒屋ウィズカード(北九州市、荻原日出男社長)の全株式を、山口フィナンシャルグループへ売却することを明らかにした。 30万人の会員を持つ同カードは、三洋信販への売却交渉が頓挫したため、伊勢丹アイカード(東京・城島章社長)への売却を試みたが、東京と九州ではカード事業の相乗効果は見込めないという理由から、これまた不成立。北九州でのカード事業を強化したい山口フィナンシャルグループ(山口FG)と思惑が一致し、売却することになった。 山口FGは、07年からクレディセゾンとの共同出資により「YMセゾンカード」を発行しており、ウィズカードを取り込むことでカード事業の拡大を目指す考え。山口銀行の出身者が社長を務める日専連ベネフル(北九州市・岩本浩一社長)も、今後の動向が注目される。 【北山 譲】
九州百貨店協会が発表した2008年の九州・沖縄地区の百貨店の売上は6年連続の前年割れとなる6,082億円となった。昨夏以降の景気の急速な減退で販売が伸びなかったことが大きな原因であるが、これを裏付けるように北九州市の井筒屋も09年2月期決算では赤字に転落する見通しとなった。同社によると、売上高(連結)は当初の見込みを57億円下回る1,092億円となり、営業・経常損益段階で3億5,000万円の赤字となる見込み。株価も54円と低迷し、役員報酬の一部カットなども実施している同社であるが、厳しい経済環境をぜひ生き抜いてもらいたい。 【宮野 秀夫】 *記事へのご意見はこちら
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