東京 千代田区の皇居に近い一等地に立地する高級ホテル。去年秋の水際対策の緩和に伴って、外国人の利用者が増加し、今では、宿泊客の7割程度を占めています。 去年3月、広さ約90平方メートルのスイートルームを新たに6部屋用意しました。 料金は1泊およそ30万円と高額ですが、長期滞在の外国人を中心に利用が伸びていると言います。 ホテルは、外国人富裕層などのニーズが高まる中、新入社員の初任給を14%引き上げるなど、従業員の待遇改善で優秀な人材の確保にも動き出しています。 吉原社長 「日本の観光のポテンシャルは非常に高いので、今後もより多くの外国人のお客様に来ていただけると感じています。良い人材に入ってもらうことで、外国人の顧客に日本のサービスの良さを感じてもらい、再び日本に来たいと思ってもらえるような、好循環につながればと思っています」