(左から、ケビン・ディレイニー氏、リッチ・ジャロスロフスキー氏、藤村厚夫氏) 伝統メディアから「完璧な事例」が生まれた理由 先日、スマートニュースが事業戦略発表会を開催しました。そのなかで「SmartNewsと米国メディア責任者が語る最新メディア動向とジャーナリズム」というセッションがありましたので紹介します。 登壇したのは、メディア事業開発担当/シニア・ヴァイス・プレジデントの藤村厚夫氏、ヴァイス・プレジデント コンテンツ担当/チーフ・ジャーナリストのリッチ・ジャロスロフスキー氏、アトランティック・メディア社「Quartz(クオーツ)」編集長、ケビン・ディレイニー氏の3名。藤村氏がモデレーターを務めました。 リッチ氏、ケビン氏ともにウォール・ストリート・ジャーナル出身。ケビン氏は現在のメディア環境について「質の高いコンテンツが求められており、ジャーナリズムはまだまだ繁栄の余地があります」
米国版2ちゃんねる"reddit"創始者が語る、バイラルの本質とは? アレクシス・オハニアン:ソーシャル・メディアで注目を集める方法 #1/2 ネット上は制御不能の社会。"祭り"を恐れてはいけない--「米国版2ちゃんねる」とも呼ばれるソーシャルニュースサイト・Reddit創設者のアレクシス・オハニアン氏が、環境団体グリーンピースのキャンペーンを事例として、SNSでの拡散を成功させる心構えを伝授しました。(TEDIndia 2009 より) 米国版2ちゃんねる「Reddit」とは アレクシス・オハニアン氏:現在、たくさんのWeb2.0のコンサルタントがお金を稼ぎ、生計を立てています。これから3分間で、あなたがたのお金と時間を節約する方法をお伝えしますので、どうぞ聞いてください。2005年、数人の友達とReddit.comという一つのWebサイトを始めました。ソーシャルニュースと呼ばれるやつで
「“スケールしない”ことをしよう」 Yコンビネーターに伝わる、たったひとつの起業哲学が奥深い Lecture 8 - How to Get Started #1/5 地元の飲食店からフードデリバリーを提供するスタートアップDoorDashの創業者であり、Yコンビネーター出身者のStanley Tang(スタンリー・タン)氏が起業家育成講義に登場。本パートでは、Yコンビネーターで繰り返し語られる「スケールしないことをしよう」という起業哲学を紹介しつつ、自身の起業体験を語りました。 スタートアップの始め方 スタンリー・タン氏(以下、スタンリー):今日はありがとうございます。私はスタンリー、DoorDashの創設者です。実は私もつい最近まで皆さんと同じようにスタンフォードの学生でした。 2014年度卒、コンピューター・サイエンスで学位を取りました。私の共同創業者のアンディもそうです。DoorDa
本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。 ファッションアプリ「iQON」が新商品としてタイムラインに入る、インフィード型のネイティブ広告を発表したのが10月末のことだが、早々にその結果が見えてきたようだ。 <参考記事>:iQONがインフィード型のネイティブ広告「iQON AD」を開始、テストでは獲得で高パフォーマンスを発揮 京都で開催されている IVS の会場でVASILY代表取締役の金山裕樹氏に話を聞いたところ、開始1カ月時点で既にその売り上げ規模は数千万円に到達しているという。状況を詳しく聞いた。(太字の質問はすべて筆者、回答は金山氏) 開始したインフィード型の広告が好調と聞いてます。状況は? 発表したのが確か10月末なんですが、11月一カ月回してみたところ、売上規模で数千万円に到達しました。事業自体は順調に立ち
LINEの舛田淳執行役員がLINEニュースのMAU(マンスリー・アクティブユーザー)が、アプリとLINE内の閲覧を合わせて500万であるとベンチャー企業の経営者らが集まるイベント「Infinity Venture Summit(IVS)2014 FALL」で明かした。スマートフォン向けニュースサービスは、スマートニュース、グノシー、ニューズピックスなどが激しく競い合っている。MAUについては、スマートニュースが事業説明会で400万人と公表したばかり。 スマニューのMAUは400万人、DAUは200万人 10媒体以上に1000万PVを誘導(TechCrunch Japan)ニールセンが、ニュース・キュレーションアプリの利用者数TOP5比較で1位がスマートニュースであることを公表すると、ヤフーニュースが「Yahoo! JAPANアプリとニュースアプリを合算すると1位だ」という公式ブログを更新し
フェイスブックなどのソーシャルメディアを介して情報を拡散する「バイラルメディア」が、存在感を増している。多くの利用者を集める一方、記事や画像の盗用が問題化している。 バイラルメディアの筆頭は、2006年に開設された米国の「バズフィード」だ。「○○するための10の方法」といったまとめ記事や猫の画像集などで人気を博し、月間1億5千万人以上が利用する巨大サイトへと成長。ピュリツァー賞受賞者を迎え入れるなど、調査報道にも力を入れる。 欧米では、米紙ワシントン・ポストや、英紙インディペンデントなど、既存メディアがバイラルに参入する動きも広がっている。 背景には、「検索からソーシャルへ」という大きな流れがある。 バイラルメディアはネットで話題の情報を探し出し、思わずクリックしたくなるような見出しをつけて配信する。読者が好みのサイトに「いいね!」を押すと、友達の近況に交じってフェイスブックの画面に記事が
「やらずにすむゲームはないか?」と漫画に描いたのは吉田戦車ですが、最近その気持ちがよく分かるようになっちゃってね。 3DSのスマブラを買ったんだけど、5~6人クリアしてフィギュア取って、それからやってない。プレイアブルキャラをコンプリートする気すら起こらない。 スライドパッドだとちょっと遊びづらくてそれがストレスというのはある。あるけれどそれは些細な問題で、これは俺の方の問題なんだろなと思う。 これはもう認めざるを得ないんだけど、俺にはもう「ビデオゲームにはまり込むための体力」が足りなくなってきている。心の体力が。 「やらずにすむゲームはないか?」 「ゲームをやりたくないんですかドクター」 「いや やりたいんだ でもなんだか最近やるのがおっくうなんだ」 (はまり道/吉田戦車) 飽きたのとはちょっと違う。ゲームをやる楽しさは体が覚えているし、今もそれを求めている。なのにそれを味わうための一手
イマドキの若者像は多種多様。これまでのワカモン・データでは、さまざまな若者像を“データ”を元にご紹介してきました。今の時代やコミュニケーション環境を投影した新しい若者像もあれば、昔からいるなぁ、という若者像もあったのではないでしょうか。 世の中で取り上げられる若者の姿は、ともすると少しエキセントリックに映りがちです。渋谷のスクランブル交差点でハイタッチしたり、コスプレや仮装して街を練り歩いたり。ただ、モノを買わない、消費をしないといわれがちな彼らのそういった行動や発言には、イマドキの若者の「欲望」を満たせるものがあり、時間やお金をそこに費やしてもいい、と思えるナニカがあるわけです。彼ら自身が気づいているかいないかは別として。 今年、話題になった若者行動は何でしょうか。どのくらいの若者がそれをしていたのでしょうか。今回のワカモン・データでは、若者=大学生として、全国の大学生600人に行ったア
AO入試とかもそうなんだけど、ウェイウェイしたノリだけで20代前半まで乗り切った人って、一生それで切り抜けようとし始める気がしてやばい — まくるめ (@MAMAAAAU) 2014, 12月 2 ああいう人たち、地味な作業をすごく軽視するんだけど、クリエイティブはやりたがるんだよね。でも製作は基本的に地味なので、けっきょく実作はしなくて、ネットで拾ったものまとめたりとかどっかで見つけた他人にヤらせようとかそういう発想になる — まくるめ (@MAMAAAAU) 2014, 12月 2 先日勃発した「非実在小学四年生」問題が火元となって色々と注目を集めるようになった......という表現が適切か否かはちょいと首をかしげるのだけど、AO入試やら現代アートやらその他諸々も合わせ、「クリエイティブで斬新」に見える一方、それを構築するための下積みやら事前準備やら日頃の積み重ねを軽視するどころか忌み
※この記事は「データジャーナリズムAdvent Calendar 2014」に参加しています。 mshkさんがAdventCalendarを始めたというのでデータジャーナリズムについて書いてみます。 とはいっても、データジャーナリズムのことがあんまりわかっているわけではなく、どちらかと言うと懐疑的な見方をしているワタクシではあるのですが。 私の感じる疑問は、そもそもデータジャーナリズムとは何なのか?ということです。 もっとも、この点については、すでに1日目のmshkさんによる記事、データジャーナリズムってなに?で触れられているように、 まだまだ始まったばかりのジャンルであるために、新しい記事が書かれる度に定義自体が日々書き換わっているような状態なのです。 ということらしいので、まあ仕方ないのですが。 もっとも、私がこのような疑問を持つようになったのは、私が選挙のことを研究したり、調べたりす
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