新潟市水族館「マリンピア日本海」(同市中央区)は24日、館内のポンプの配管が外れ、計7台のポンプが水浸しになり使用不能となったと発表した。職員がポンプのスイッチを誤操作したことが原因とみられるという。同館では、職員のミスで「大水槽」の魚約7千匹が死ぬ事故があったばかり。同館を運営する市開発公社の冨井信喜理事長は「立て続けに人為ミスに起因する事故を発生させてしまい、改めておわび申し上げたい」と話した。 冨井理事長らによると、23日午後3時半ごろ、館内のポンプの一つに水を入れる配管が外れて室内に水があふれ、計7台のポンプが水につかってしまったという。職員の一人が誤ってポンプから水が出るバルブを開かず、ポンプに水を入れるスイッチを作動させたとみられるという。 使用不能となったポンプには、イルカやラッコのプールの水を濾過(ろか)するためのポンプもあるが、新しいポンプに入れ替えるなどして「イルカ