昨日、ひょっこりと環境生態の卒業生のブログを見つけてしまった。ヒヒヒ。 そこにあった書き込みによると、ある卒業生が、自分では「問題だらけ」だと思って提出した卒論がノークレームで返されてきたので、「教員は完成槁を読んでいない」と確信したようだ。確かにそれは教員が悪い。何度も書くが、大学教員は(研究ではなく)教育で飯を食っているのだ。学生が読んでもらうために提出した卒論を読まないのは職務怠慢だ。 とはいえ、物事は前向きに考えるべきだろう。せっかくだから、学生諸君にもこれを機にこう言ってみようじゃないか。「教員が読まずにはいられないような卒論を書いてみろ」と。 学生諸君にとっては4年生の大半の時間を費やした渾身の卒論であっても、2月ともなれば、教員側は1日で何人分もの卒論に赤ペンをする羽目になっている(M2がいれば修論も同時に読んでいる)。そういう中で、「先生の指示通りに研究をやってまあまあの結