トップ > 愛知 > 7月8日の記事一覧 > 記事 【愛知】 復興のサメ福島へ 被災水族館に「里帰り」 2011年7月8日 アクアマリンふくしまへ贈られたネムリブカ(中央)=碧南市の碧南海浜水族館で 碧南市の碧南海浜水族館は7日、東日本大震災の復興を支援しようと飼育していたサメの仲間、ネムリブカ1匹を、津波被害で休館中の「アクアマリンふくしま」(福島県いわき市)へ贈った。 スタッフらが水槽に入れて4トントラックに載せて午前6時に碧南水族館を出発。10時間かけアクアマリンに到着した。ネムリブカは展示協力など交流のあったアクアマリンから、2001年3月にやって来た2匹のうち1匹で、10年ぶりの「里帰り」となった。 当時、体長70センチほどだったが、1・6メートルに成長し、大水槽の人気者となっていた。アクアマリンは15日に再開する予定で、展示生物を募っているのを知り、碧南水族館が申し出た。 碧南