26日の中国国営新華社通信によると、浙江省温州市の警察は、発がん性がある化学物質を使って中華料理の食材となる鶏の足を加工、販売していたとして38人を拘束した。加工場を摘発し問題の食材を押収、逃走した11人の行方を追っている。 中国では農畜産品の生産や食品加工、流通段階でのずさんな品質管理が改まらず、食品の安全問題が頻発している。先月には上海市の食肉加工会社が米ファストフード大手マクドナルドなどに使用期限切れの食肉を使った加工品を販売していたことが発覚した。 今回問題になった食材は、昨年9月に温州市で販売されているのが見つかった。警察はその後、江蘇、安徽、河南各省などで生産拠点を摘発した。(共同)期限切れ鶏肉「腐って変色してるだけだ」上海テレビ取材で発覚 他社製を自社の箱に入れ出荷
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