看護師24人、今月末に一斉退職へ 北海道・浦河赤十字病院「人手不足で仕事つらい」 (03/12 15:30、03/12 16:12 更新) 退職予防に向けて、昨年12月に初開催された浦河赤十字病院の看護師と看護学生の交流会。大量退職の流れは食い止められていない 【浦河】浦河赤十字病院で3月末、看護師24人が一斉退職する見込みであることが分かった。退職者の多くは、同病院付属の浦河赤十字看護専門学校を卒業してすぐに就職し、奨学金返済が免除される3年間の勤務を終えた20代の若手看護師。4月に新規採用する20人では間に合わず、同病院は道内外の赤十字系列病院に計10人の応援を呼び掛けるなど、看護師の確保に頭を悩ませている。 同病院では一昨年3月末に20人、昨年3月末にも32人の看護師が退職し、人手不足が慢性化。すでに系列病院から計28人の応援を受けている。退職者は、都市部にあり、給与や勤務条件の良い