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ブックマーク / tomio.hatenablog.com (3)

  • 森見登美彦氏、直木賞に敗北する。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    熱帯 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行 この商品を含むブログ (3件) を見る 昨年のクリスマス・イブのことである。 万城目学氏が京都へやってくるというので、劇団ヨーロッパ企画の上田誠氏も交えて忘年会をすることになった。たしか一昨年の聖夜も、この三人のおっさんたちで清らかな京都の夜をさまよった。ひょっとして、これから死ぬまで聖夜はこのメンバーで過ごすことになるのだろうか……。 ともあれ、万城目学氏が京都へ来るというなら、知らんぷりはできない。 そういうわけで、世にも清らかなおっさんたちは京都市内で落ち合うと、タイ料理店で皿いっぱいのパクチーをもぐもぐ頬張り、次に立ち寄った小料理屋で「我々は文士である」と主張したところ「は?」と問い返されて恥じ入ったりしつつ、花見小路のそばにある静かな酒場へと流れつく頃にはすっかり夜も更けて

    森見登美彦氏、直木賞に敗北する。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    tetzl
    tetzl 2019/01/18
    「奈良で待つ妻に登美彦氏が無念の結果を知らせると、「あなたのために集まってくれた人たちに感謝をお伝えください」と返事がきた」電話の後窓の外を眺めながらお一人でラム酒とか飲まれていたら黒髪の乙女
  • 登美彦氏、大江麻理子さんとモヤモヤ喋る。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    かつて我らが森見登美彦氏は、「東京」に用心していた。 なぜなら東京には鉄筋コンクリートの高層ビルがびっしりと立ち並んで植物が生える余地もなく、道行く人間の大半はむやみに高価な羽毛布団を売りつけるたがる金の亡者であり、歩くのが遅い人間は踏み潰され、オシャレでない人間はツマハジキにされ、あらゆる人間たちが腕時計をにらんでイライラしている街だと考えていたからである。 殺伐とした街。 血も涙もない街。 ひとたび立ち入れば、息を吸うことさえ困難な街。 そういうふうに考えていた。 そんな登美彦氏の「凍狂」(byうすた京介氏)に対する歪んだ印象を、「まあまあ、落ち着け」とヤンワリ修正してくれたのが、「モヤモヤさまぁ〜ず」という番組である。 敢えてトテツモナク低く設定された志から生まれるおもしろさ、東京という街の意外な側面、さまぁ〜ずの融通無碍なおもしろさ、そして大江麻理子さんのその美貌を神棚に置きっぱな

    登美彦氏、大江麻理子さんとモヤモヤ喋る。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    tetzl
    tetzl 2010/05/20
    けしからん!実にけしからん!でもいいぞもっとやれ!!
  • 登美彦氏、かぐや姫を迎える。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    竹林はざわざわと揺れ続けている。 締切次郎は、登美彦氏のズボンの裾を引っ張っている。 「お願いします!『太郎』は、マジでやばい」 「ええい、かまわぬ。知ったことか!」 「太郎が来たら、それこそ何もかも、容赦なく締め切られてしまうのですよ。僕なんざあ、かなわねえ」 「じょうとうだ。太郎を呼び出して、おまえを蹴散らしてやる」 「分かんない人ですね!」 竹を切る腕におぼえあり。 登美彦氏はギコギコやりだした。 竹から発する橙色の光の中で、細かい切り屑がふわふわと舞った。 半ばまで切ったところで、どこからか「人生の柱時計」が時を告げる音が聞こえた。 ぼーんぼーんぼーんぼーん… えんえんと響いて鳴りやまず、ついに三十回を数えた。 「おや!」 登美彦氏は手を止めた。 「どうやら俺は三十路に入ったらしいぞ」 「これであなたも青春を失った」 「なんのこれしき、まだまだ!」 登美彦氏はさらにノコギリを動かす

    登美彦氏、かぐや姫を迎える。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    tetzl
    tetzl 2009/01/07
    素敵すぎる<s>裏切り</s>結婚報告
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