Java SE 8で導入された「JavaFX 8」は、デスクトップ向けのリッチ・クライアント・フレームワークとして機能が拡充されているほか、組み込み機器など小型デバイスへの対応も強化されている。主なポイントを紹介しよう。 2014年3月にリリースされたJava SE 8では、従来のSwingに代わるGUIフレームワークとして、JavaFXの最新版である「JavaFX 8」が導入された。Java SE 8に合わせてバージョン番号が2から一気に引き上げられたJavaFX 8の大きな特徴は、デスクトップ・アプリケーション向けの機能が拡充されたほかに、組み込み機器など小型デバイス向けの機能も大きく強化されている点だ。主な変更点について、米国オラクルでJavaプロダクト・マネジメント/Javaテクノロジー・アンバサダーを務めるスティーブン・チン氏が解説する。 ※ 本記事は、2014年5月に東京で開催