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reviewに関するtezukamのブックマーク (157)

  • え?これ監督ベン・アフレックだったの?『ザ・タウン』 - シン・くりごはんが嫌い

    『ザ・タウン』鑑賞。俳優ベン・アフレック監督作。 年間300件以上の銀行強盗が起こり、強盗が親から子へ家業として受け継がれることも多いというボストンが舞台。幼なじみと一緒に強盗をしているダグは人を傷つけずスムーズに金を奪うことを信条にやってきたが、ある日襲った銀行で警報を押されるというミスを犯してしまう。仕方なしに女性支店長を人質に取り逃走。無事に警察から逃れることの出来たダグたちは免許証を奪って人質の女性を解放した。ところが免許証に書いてある住所を見ると彼女はご近所さんだった。もしかしたら自分たちのことがバレてしまうかもしれないと恐れたダグはクレアに近づくのだが、奇しくも二人は惹かれあってしまうのであった…… なるほど、評判通りの力作だ。これを(チャラチャラした映画ばかり出てる)ベン・アフレックが撮ったのか!?と思うほどに骨太で濃厚な犯罪映画。マイケル・マンの『ヒート』を換骨奪胎し、フラ

    え?これ監督ベン・アフレックだったの?『ザ・タウン』 - シン・くりごはんが嫌い
  • 英雄誕生伝説 イップ・マン 葉問 - The Spirit in the Bottle

    久々の香港映画。「イップ・マン 葉問」鑑賞。 タイトルの「イップ・マン」とは人名。漢字で書いたのが「葉問」。この人は詠春拳の使い手であのブルース・リーの師匠に当たる人。その人の英雄叙事詩。 で、これ原題は「葉問2」なんですね。日では公開されない1作目がある(作がヒットすれば「イップ・マン 序章」日公開もありえるそうです。今すぐ劇場へ走れ!)のだけれど、それを知らないと冒頭少しびっくりさせられます。 物語 戦争が終わり、香港へと引っ越したきたイップ・マン一家。イップ師父は道場を開くがなかなか弟子はやってこない。あるときレオンという若者が入門し、彼を中心に徐々に弟子たちも増えていく。その一方で弟子同士の揉め事が原因で香港の武術界を仕切る洪拳のホンに目を付けられる。イップ師父は香港武術界の師父たちと渡り合い認めあう。 警察署長ウォーレスの主催するボクシング大会が開かれ、そこでボクシングチャ

    英雄誕生伝説 イップ・マン 葉問 - The Spirit in the Bottle
  • 1月に見た映画 - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

    今年から★をつけることにした。 アルマゲドン2009(1/1 DVD)★ 新年アルマゲドン初め。隕石衝突。地軸逆転。黒人大統領。 特攻野郎Aチーム THE MOVIE(1/2 浅草 中映)★★★ 字幕に「ケチンボ」とか「十八番(オハコ)」とかあったからてっきりナッチ先生だと思ったのに林完治氏だった。 ソルト(1/2 浅草 中映)★★★ 最強アンジョリ大活劇。いっそのこと彼女もAチームに入ればいいのに、と思った。 たまの映画(1/2 テアトル新宿)★★★★ どのメンバーのファンであるかによって印象の変わる映画。とてもいい。 関の弥太ッペ(1/3 浅草 新劇場)★★★★ いろいろある弥太ッペのうち、これは長谷川一夫主演の大映(1959年)版。 中村錦之助版がかなりいいそうなんだが見たことない。見たい。 赤いハンカチ(1/3 浅草 新劇場)★★ 苦手な裕次郎映画だが、二谷英明の魅力で最後まで。

    1月に見た映画 - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)
  • 『グリーン・ホーネット』は80%の破壊と20%のバカで出来ている - シン・くりごはんが嫌い

    『グリーン・ホーネット』を3Dの字幕版で鑑賞。 ブルース・リーが香港で映画スターになるきっかけとなった作品として名高い“あの”『グリーン・ホーネット』のリメイク。監督がミシェル・ゴンドリーということもあって、『アベンジャーズ』のようなオシャレな作品になるんだろうと勝手に想像していたのだが、ふたを開けてみるとおもちゃ箱をひっくり返して上から踏みつけたようなスラップスティックコメディになっていて驚いた。それでいてグリーン・ホーネットらしいガジェットはたくさん残してあり、リメイクするならこれくらいやってもらわないと!という見のような快作に仕上がっていた。 いきなり書くがこの作品、基的には破壊しかない。割れまくるスプリットスクリーンやスロー&早回しのモーション感覚など凝った映像表現も多々出て来るが、基的には徹頭徹尾何かが壊れ続ける様を延々映しているだけである。 主人公のお気に入りの人形を父親

    『グリーン・ホーネット』は80%の破壊と20%のバカで出来ている - シン・くりごはんが嫌い
  • Review Boardならコードレビューを効率良くできる!

    Review Boardならコードレビューを効率良くできる!:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(19)(1/3 ページ) “コードレビュー”やってますか? “コードレビュー”は、ソフトウェア開発の重要なプロセスですが、往々にしておざなりにされがちです。 しかし、きちんとコードをレビューすることで、品質向上や、早期のバグ発見による後工程でのコスト削減につながります。また、病気や事故、他のプロジェクトへの突発的な火消し(!)などによる、開発メンバーの長期離脱時のリスク削減にもつながります。さらには、他の開発者が書いたコードを読んで学習することにより、コーディングスキルの向上にも役に立ちます。 今回は、「そうはいっても、現実的にコードレビューなんて無理……」という方のために、コードレビューを効率化する「Review Board」というツールを紹介します。 Review Boardの主な特徴5つ

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  • 大傑作!なのに日本公開は未定!『レイジング・フェニックス』 - シン・くりごはんが嫌い

    『Raging Phoenix(レイジング・フェニックス)』をUK盤ブルーレイにて鑑賞。 大傑作! 『チョコレート・ファイター』で世の中の男子を文字通りノックアウトしてしまったジージャーたん主演のタイ映画。2009年の作品だが日での公開が決まっていなかったのでUK盤ブルーレイを購入した。ハッキリ言って買ってよかった。ホントに素晴らしかった。 タイ語で喋ってて、英語字幕で見たのだけれど、なんとストーリーの8割は分かってしまうくらいしっかりとした映像言語を持っている。なぜストーリーが分かるかと言うとやっぱりどこか変わったいびつな形の物語だからだ。制作は『チョコレート・ファイター』のピンゲーオ監督でメガホンをとったのがその編集をしたラチェーン・リムタラクン。 ひょんなきっかけでタイ式酔拳を習う事になったジージャーがそれを教えてくれた仲間と、悪いことしてる組織を壊滅させるために立ち上がるというの

    大傑作!なのに日本公開は未定!『レイジング・フェニックス』 - シン・くりごはんが嫌い
  • 狼たちの処刑台 - [SAMPLE]ビデオながら見日記

    3/4レンタルリリース アメイジングD.C. Harry Brown - Official Trailer! 原題は'Harry Brown'。名優マイケル・ケイン主演で贈るヴィジランテアクションです。共演もエミリー・モーティマー、デヴィッド・ブラッドリー、イアン・グレン、リーアム・カニンガムという渋い面子。逆に監督はこれが長編第一作のヒトみたい。 余命幾許もなく入院中のの見舞いと、最後に残った親友レナードと近所のパブでチェスをする事だけが日課の老人ハリー。だが、彼が住む古びた公営団地では、悪ガキどもが昼夜を問わず度を越した騒ぎを続けていた。そんな中、彼らがタムロする地下道を通れなかった事での死に目に会えなかったハリー。そして、ガキどもと決着をつけると言って別れた親友が、翌日惨殺体で発見される。警察すら頼りにならないと悟ったハリーは、結婚以来封印してきた元英国海兵隊員という過去を解き放

    狼たちの処刑台 - [SAMPLE]ビデオながら見日記
  • どてらいやつらは止まらない−『アンストッパブル』感想 - Stroszekの日記

    渋東シネタワーにて、『アンストッパブル』を観てきました。(Dir. Tony Scott, 2010, 米) 以下、観てきたばかりの感想を書きます。内容に触れていますので、未見の方は注意! いやー、面白かった。 無人で走り出しどんどん加速していく貨物列車(有毒化学物質搭載)を、新米車掌とベテラン機関士がなんとか止めようとする話。 粗筋紹介が一文で済むって素晴らしいです。シンプル・イズ・ベスト! これ、はっきり言って人災と悪運が積み重なって起こった事故なので、悪人は一人も出てきません。 ちょっと自分の仕事にだらしない奴や、会社の利益を第一に考え、町の人々の命を危険に晒す社畜のみです。 しかし、この「だらしない奴」の描き方がすばらしかった!! なんていうんでしょう、画面に大写しにされるボンクラの顔! 事件の発端となったのは、貨物列車を運転していた運転士が進路を自分で切り替えようとして、ちょっと

    どてらいやつらは止まらない−『アンストッパブル』感想 - Stroszekの日記
  • 血――出ない。スローモーション――ない。でもまぎれもなくペキンパー印『ケーブル・ホーグのバラード』 - シン・くりごはんが嫌い

    若い時は映画を観て泣くなんて恥ずかしいというか、ありえないことだったのだが、年齢を重ねるごとに映画を観て涙してしまうことが回数が増えて来た。最近じゃ泣かせる演出がある/ない以前に、映画的なカタルシスが全身を貫くだけで涙腺が決壊する始末で、年末に『エグザイル/絆』を見返したら、ラストのレッドブルを蹴る前のフランシス・ンの行動だけで号泣してしまった。2010年のベストワンだった『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』でもアンソニー・ウォンが死地に向かうときに見せた笑顔に号泣した。いわゆるこれが男泣きというヤツだろうか。 男泣きと言えば去年、午前十時の映画祭で『ワイルドバンチ』を観た。なんどもなんどもDVDで観ているはずなのにスクリーンで観たら初めて泣いてしまった。映画館が持つ魔力というのもあるだろうが、年齢が映画に追いついて来たというのもあるのかもしれない――――なんてことを酒を抜いた日に考えてしまっ

    血――出ない。スローモーション――ない。でもまぎれもなくペキンパー印『ケーブル・ホーグのバラード』 - シン・くりごはんが嫌い
  • エリックを探して(2009) - 映画評論家緊張日記

    監督ケン・ローチ 出演スティーヴ・エヴェッツ、エリック・カントナ 公式サイト 『ベッカムを恋して』とかにも通じるんだけど、これ邦題がちょっとミスリーディングで、別にエリック・カントナを探しに行く話じゃない。「きみの心にもカントナはいる」という話なのだ。『いつも心にカントナを』とかってタイトルにした方が良かったかもね(余計わけらんか)。 主人公のエリックはマンチェスターに住む冴えない中年郵便局員。再婚したに逃げられ、血のつながらない子供を二人育てている。不良の仲間入りをした子供からは馬鹿にされ、今でも最初ののことが忘れられない。彼のことを心配した局員仲間が自己啓発の聞きかじりで、「自分の尊敬する人を思い浮かべるんだ。エリック、おまえは誰が?」「エリック・カントナ! ザ・キング、世界最高のフットボーラーだ!」その夜、息子の隠していたマリファナたばこを一服したエリックの前にカントナがあらわ

    エリックを探して(2009) - 映画評論家緊張日記
    tezukam
    tezukam 2011/01/06
    > 「心の襟をたてろ!」
  • 最高の教育映画ジョン・ヒューストン「黄金」: シンジの“ほにゃらら”賛歌

    なんで今頃ジョン・ヒューストンの「黄金」の話なんだ?というと20年ぶりくらいにBSでやっていたのをふと見てしまい、見るのを止められなくなってしまったからです。ま~凄かったですね。昔見たときより、ある程度年を重ねて見た方が映画が面白くなることは誰もが経験してることでしょうが、「黄金」The Treasure of the Sierra Madre(1948)は発見することが多くてうれしい驚きでした。 何が凄かったのか。「黄金」は最高の「教育映画だ、と思ったのです。この映画ではモラルを踏み外した人間がどうなっていくのか段階ごとに描くというこころみがなされている。 「黄金」のストーリーは誰もが知ってると思うので省略したいけど、一応書きます。 メキシコでくすぶっていた不良アメリカ人ハンフリー・ボガードは友人ティム・ホルトと共にベテランの金鉱掘りウォルター・ヒューストンの話に乗り金鉱探しに出かける

  • 神無き世界のヒーロー〜2010年の最後を締めくくる大傑作映画『キック・アス』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■キック・アス (監督:マシュー・ヴォーン 2010年アメリカ・イギリス映画) ■イカレた連中 最初に書くとこの『キック・アス』、べらぼうに面白く、そしてイカレた映画であった。 主人公は冴えないコミックオタク高校生デイブ。コイツはコミック好きが嵩じて自分もヒーローになれると信じ、日でいうドンキホーテみたいなところで買ったダサい全身タイツ着て街に繰り出したはいいがチンピラにボコられた挙句車に轢かれて半死半生の目に遭う。当たり前だ。現実なんてそんなもんだ。だがコイツは、退院後それでもめげずにまたヒーローの格好して表に出るんだ。普通は懲りて止めるはずだろ?そしてまたチンピラと血まみれになってやりあう。狂っている。こいつは、イカレている。そしてチンピラになんとか勝ったデイブはホントにヒーローとしてまつり上げられてしまうんだ。 そんなデイブが出逢ったのがビッグ・ダディと仮面少女ヒット・ガール。しか

    神無き世界のヒーロー〜2010年の最後を締めくくる大傑作映画『キック・アス』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
  • 純化された作家性の中で『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 - シン・くりごはんが嫌い

    『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』をレンタルDVDにて鑑賞。 マジ悶絶級のミラクル大傑作!すごい!ホントにすごい!やったぜジョニー・トー!あんたはホントに偉い! ざっくりあらすじを書くと、娘とその夫、さらに孫たちを殺されてしまった男が、偶然街で出会った殺し屋たちに復讐の手助けをするように依頼する。犯人探しをし始めるも、復讐を依頼した男にはとある理由でタイムリミットがあり、そして犯人は意外な人物だった…というもの。 ジョニー・トー監督の『エグザイル/絆』は去年のぼくのベストワンだったのだが(新潟では遅れて劇場公開された)、『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』もそれに匹敵するすさまじい作品であった。 説明的なセリフはざっくり削られ、ボディアクションも最小限に抑えられ、ストーリーも至ってシンプルという究極のミニマリズムで撮られた香港ノワール。映画の表現としては実に繊細で『エグザイル/絆』を観た時に「こ

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  • 弩級の快作「冷たい熱帯魚」 - 深町秋生の序二段日記

    早くも噂で持ちきりの園子温監督作「冷たい熱帯魚」を見た。 東京フィルメックスで上映されたが、私も機会があって早めに観賞することができた。来年のお正月第二弾として上映されるため、今年のランキングに入れるべきなのか迷っているが、かりに入れるとしたら二位(一位はもう「第九地区」と決めている)にしたいほど、超弩級のハイエネルギーな快作となっていた。とにかくひたすらすごい。そういう映画である。 監督は鬼才・園子温。そして私の作品の表紙デザインを手がけてくださったこともある高橋ヨシキさんが、今回は園子温監督と共同脚という形で加わっている。彼がかつてロフト・プラスワンで行っていたエロ&バイオレンス&ブラックユーモアの映像大会「東雲会」を10年前に見て、その破壊的なパワーにショックを受け、「世の中にはなんてやばい人いるんだ……」と戦慄したけれど、作品を見てあのころのことをちょっと思い出してしまった。

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  • 最高にダークで最高にダウナーな邦画『みな殺しの霊歌』 - シン・くりごはんが嫌い

    「気がめいる陰うつ映画」30 英誌が選出 : 映画ニュース - 映画.com こないだこんな記事が話題になり、Twitterでも陰うつになる映画についていろいろ意見が出て来たので、今日はぼくがおすすめする陰うつ映画『みな殺しの霊歌』について書こうと思う。 とあるマンションの一室で有閑マダム(今風に言えばセレブ)が犯された後にナイフで惨殺されるという事件が起きる。刑事が事件を追うが、それをあざ笑うかのごとく第二第三の有閑マダム殺人事件が立て続けに起きてしまう。事件を詳しく調べていくと、最初の女が殺されたマンションから少年が飛び降り自殺をしていることが発覚。しかも殺されていた有閑マダムたちは同じ高校の出身で、少年が飛び降りる前日にそのマンションに集まっていたことが分かるのだ。そんな中、捜査線上に一人の男が浮かび上がってくる。その男は少年が働いていたクリーニング屋の同僚。彼はあと一年で時効が

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  • 年老いた子供たちへの挽歌『狼は天使の匂い』 - シン・くりごはんが嫌い

    BSで以前放送した『狼は天使の匂い』鑑賞。 なんじゃこりゃー!!!! 正直、驚きました……監督が『太陽がいっぱい』のルネ・クレマンだったので、ホントにそれだけの理由で何気なく観たんですか、なんですか!このすさまじい大傑作は! あらすじをざっと書くと、飛行機事故でジプシーの子供を殺してしまった男が、遺族に追われ、逃げる途中でたまたま殺人事件に出くわしたことで、とある犯罪グループに捕われてしまいます。ところが持ち前のキャラクターと端正な顔立ちでもって、その犯罪グループの仲間入りを果たすんだけど……というお話。 冒頭でチェシャイラストと共に「いとしき人よ、我々は眠りに就く前にむずかる――年老いた子供にすぎない」というルイス・キャロルの言葉が引用されるんですが、まさにこの言葉がこの映画を表してるといっていいと思います。 とにかく良い歳した大人たちが大人になりきれずに子供のまま遊びに興じてる……

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  • ラン・オブ・ザ・デッド - [SAMPLE]ビデオながら見日記

    12/23リリース トランスフォーマー 原題は'Devil's Playground'。英国製のいわゆる亜ゾンビホラーです。主演は「ディセント」のマイアンナ・バリング、「G.I.フォース」のクレイグ・フェアブラス、そして英国製ジャンル映画ではおなじみのダニー・ダイアー。更に「華麗なるペテン師たち」のジェイミー・マーレイや「ハルマゲドン」のコリン・サーモン、「パンプキンヘッド 地獄の謝肉祭」のリサ・マキャリスターも出演してます。監督はTV畑出身のヒトみたい。 ロンドン。巨大製薬会社ニュージェン社が新世代のエネルギー補給薬を開発。だが、その薬を投与された被験者たちのほとんどが強烈な副作用を起こした後、まるでゾンビのように変貌。人に襲いかかり、人肉を貪り喰い始めた! しかもヤツらに噛まれた者にまで症状は感染し、パニック状態になるロンドン。ニュージェン社の警部部長コールは、三万人の被験者の中で唯一

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  • Birds of Fire - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~

    さて、昨夜『マチェーテ』観てきたんですけどね。 machete.jp [rakuten:t-jnky:10006268:detail] シルヴェスター・スタローン監督の『エクスペンダブルズ』は、オールドタイマーを揃えて正統派B級アクション映画を復興させましたが、こちらの『マチェーテ』は、ロバート・ロドリゲス監督のグラインドハウス方向からのアプローチによって、結果的に似たテイストを醸し出しています。 そもそも『マチェーテ』は、『グラインドハウス』のおまけとして作られたフェイク予告編をもとにしており、『スパイキッズ』に登場するダニー・トレホを主役にした、スピンオフ作品でもあるわけです。洋画軽視の傾向が続くいまの日で、この作品が劇場公開されたのは奇跡みたいなものですね。東北地方ではMOVIX利府だけという状況ではありますけど。 その成立からしてお遊び的な要素が強い作品で、アクション場面はとんで

    Birds of Fire - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~
  • 歴史的お祭り暴力映画「エクスペンタブルズ」 - 深町秋生の序二段日記

    すごい! すばらしい! とにかくこれが見たかった! 栄養価はなくてもカロリー100億! 山のようにそびえたつゴジラサイズのハンバーガーをわんこそばのように提供。スタローン監督の「エクスペンタブルズ」は、爆破とステゴロと銃撃でいろどる壮大なお祭り映画であった。 今年のリメイク版「特攻野郎Aチーム」が、じつはかなり気に入らなかったのだけれど、あの作品に欠けていたものがここにはあった。がちゃがちゃしすぎない映像、それに主役たちが倒すに値する存在感のある敵、アイディア倒れにならない骨太なアクションをパンパンにつめこんだ挙句、そのまま爆発させたような作品だ。アクション映画好きやプロレスファンにとっては事件だろう。 どこを切ってもレタスやピクルスなど一欠けらも見当たらない。あるのは肉汁まみれのウェルダンな分厚いハンバーグのみ。そういうアレだ。なにせスタローンが語りかける相手がB・ウィリスで、そこへバー

    歴史的お祭り暴力映画「エクスペンタブルズ」 - 深町秋生の序二段日記
  • 宇宙戦争 - 一人でお茶を

    2005年、アメリカ 原題:War of the Worlds 監督:スティーヴン・スピルバーグ 原作:H・G・ウェルズ 脚:デヴィッド・コープ、ジョシュ・フリードマン 出演:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンズ DVDで鑑賞。 異星人が地球を侵略する。 地球をずっと観察していたものがいた、そうこのおはなしは始まる。まるで人間が顕微鏡で微生物を観察するように。木の葉に溜まった水滴の中に観察カメラが侵入していくような映像、微生物、それを体内にもつ単細胞生物、そして……だんだんとカメラはより大きな生き物の姿をとらえながら引いていき、上空から地上の人々の動きを映し出し、活動する人間の表情をとらえる。 そんな地球上の人間たちをうらやむ異星人がいた。彼らが地球を侵略し始める。 各地を雷をともなう嵐が襲来、雷が落ちた地点で地面が裂け、地中から巨大なタコのような形の戦闘機械トライポッド

    宇宙戦争 - 一人でお茶を