『ザ・タウン』鑑賞。俳優ベン・アフレック監督作。 年間300件以上の銀行強盗が起こり、強盗が親から子へ家業として受け継がれることも多いというボストンが舞台。幼なじみと一緒に強盗をしているダグは人を傷つけずスムーズに金を奪うことを信条にやってきたが、ある日襲った銀行で警報を押されるというミスを犯してしまう。仕方なしに女性支店長を人質に取り逃走。無事に警察から逃れることの出来たダグたちは免許証を奪って人質の女性を解放した。ところが免許証に書いてある住所を見ると彼女はご近所さんだった。もしかしたら自分たちのことがバレてしまうかもしれないと恐れたダグはクレアに近づくのだが、奇しくも二人は惹かれあってしまうのであった…… なるほど、評判通りの力作だ。これを(チャラチャラした映画ばかり出てる)ベン・アフレックが撮ったのか!?と思うほどに骨太で濃厚な犯罪映画。マイケル・マンの『ヒート』を換骨奪胎し、フラ