プロ野球日本シリーズ(日本S)の取材パスをフジテレビから没収したことなどは独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いがあるとして、公正取引委員会が、12球団を統括する日本野球機構(NPB)を調査してい…

(放送コラムニスト:高堀冬彦) いわゆる「中居問題」を受け、経営陣の交代を発表し、第三者委員会による厳しい調査報告書も突き付けられたフジテレビ。親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)ともども、いまも内部では動揺が続いており、落ち着く気配はない。理由は3つある。 第1に未だ明るみになっていない不祥事や問題がいくつもあるから。社内には強い不満がまだ充満しているのだ。 第2に両社の前取締役相談役・日枝久氏(87)の右腕と言われた金光修・FMH社長(70)が、同社会長に昇格するなどの新役員人事への不信感だ(新役員は6月のFMH株主総会での選任決議によって正式決定)。 第3に複数のアクティビストの大株主に対する怯えである。FMH株を11.81%保有する旧村上ファンド系の国内投資会社「レノ」勢や、7.19%を持ち新役員人事を痛烈に批判している米国ファンド「ダルトン・インベストメンツ」などが
Published 2025/04/09 20:30 (JST) Updated 2025/04/09 23:22 (JST) 中居正広氏の性暴力に端を発する問題を巡り、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明さんの事務所は9日、フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があったことを明らかにした。週刊文春電子版は同日、第三者委報告書が指摘した類似事案に登場する「有力な番組出演者」は石橋さんで、フジ女性社員がセクハラ被害を受けたと報道。事務所は、セクハラの有無は「分からない」としている。 石橋さんは今月3日、食道がんの治療で芸能活動の休止を発表。第三者委の調査に関し、事務所は「病気療養の準備のため対応できなかった」と説明した。 フジは「第三者委の調査結果以上のことについては答えられない」としている。 文春が石橋さんに関し報じたのは、中居氏の性暴力を認定した報告書に出てくる「重要な類似事案(2
中居正広の「性暴力」とフジの体質を厳しく指弾した第三者委。報告書が続々と炙り出した“余罪”の記録は、実はもう1人の国民的スターにもスポットを当てていた。フジ黄金期を象徴するタレントの、秘された事件を紐解く。 中居 「会見が終わって12階に上がって、ちょっと外を見たんですね。そうしたら扇町公園に桜がたくさん咲いていて。『ああ、綺麗だなぁ』と。来年、再来年、また同じように桜が咲きます。桜を見て、もっともっと会社が良くなってほしいというふうに思います」 4月4日、フジテレビ系列局の一翼を担う関西テレビ放送の社屋。大多亮社長は記者会見で自らの退任を発表後、500人を超える社員の前で時折声を震わせ、感傷に耽った。元タレントの中居正広(52)とフジテレビ元アナウンサーX子さんの性的トラブルが起こった2023年6月、フジの専務取締役を務めていた大多氏は、“事件”の報告を受けていたにもかかわらず、中居の番
元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子(62)が6日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後8時54分)に生出演。中居正広氏の女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」について、自身の見解を述べた。 【写真】「憧れのミスDJ座談会」3ショット 生討論では、なぜ被害女性Aが中居氏の自宅に行くのを拒めなかったのかを論点とした。長野は「私、嫌だったら行かないと思うんですけど」と前置きした上で「やはりこの問題点って、女性アナウンサーでもいろいろいるので。私みたいなのもいるわけですよ。会社の中で例えば今回、いろんな社員の話を聞くと、よい仕事をするよりも、有名人とか政治家とか、太いパイプを持ってる方が評価される空気があったって、結構多くの社員から聞いて」と切り出した。 そして「ことさら、気にする人は、断りづらいと思ったのかもしれません」と推察した。 仮に中居氏からの誘いを上司に相談しても
フジテレビの問題をめぐる第三者委員会が3月31日に公表した報告書は、性暴力を生んだ企業風土として、全社的にハラスメント被害が蔓延(まんえん)していたと指摘した。元となったのは、第三者委が2月にフジの…
総務省は3日、元タレントの中居正広氏の性暴力に端を発する一連の問題を巡り、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスに対し、放送法に基づく厳重注意の行政指導を行った。人権意識や法令順守の姿勢が欠けているとして、再発防止の徹底と実施状況の報告を要請した。 【写真】第三者委員会の記者会見 フジ「大御所の誘い、断れず」 追い詰められた被害女性 人権への取り組みが不十分だとして放送局に行政指導が出されるのは異例。フジテレビと親会社は同日、「指導内容を真摯に受け止め、対応していく」とコメントした。 総務省は指導で「放送の公共性や社会的責任に対する自覚を欠き、国民の信頼を失墜させた」と指摘し、「同様の事態が二度と生じることがないよう厳重に注意する」と述べた。 説明責任を果たすことで国民やスポンサーの信頼回復に取り組むよう求めており、経営陣の意識改革の必要性を強調した。4月中に再発防止策の具体
元タレント中居正広氏(52)とフジテレビ元女性アナウンサーAさんのトラブルから派生した一連の問題で、同局とフジテレビとフジ・メディア・ホールディングスが設置した、外部弁護士による第三者委員会が報告した調査結果に衝撃が走っている。 調査書では「中居氏と女性Aとの関係性、両者の権力格差、CX(フジテレビ)におけるタレントと社員との会食をめぐる業務実態などから、本事案はCXの『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」と認定。これによって、フジテレビへの世間の風向きはより厳しいものになっている。 今年1月、一連の問題を報じていた「週刊文春」が《フジテレビの幹部社員が関与した》と報じた記事内容の一部を訂正した際、同局は全否定。清水賢治社長は報道陣に「あらゆる選択肢を検討」と同誌への訴訟を匂わせ、さらに同局は当時放送の情報番組『めざまし8』などで反撃していたからだ。 「同番組の出演者だった
中居氏のSMS「見たら削除して」→デジタルフォレンジックで復元 フジ第三者委、20万件以上のデータを調査 「見たら削除して」――中居正広氏と女性A氏のトラブルをめぐる一連の問題で、中居氏がフジテレビ社員に対して削除を依頼したSMSが、デジタルフォレンジックにより復元されて話題になっている。 同社と親会社が設立した第三者委員会は、関係者のSMSやOutlookメール、Microsoft Teamsのチャット、LINEなどのデータ総計約23万件をデジタルフォレンジックにより調査。うち1950件が削除されていたことも突き止め、復元を試みた。 中居氏「見たら削除して」 削除されたSMSには、中居氏からフジテレビ社員「B氏」(元編成部長)に送られた以下のメッセージが含まれていた。 「B。また、(A氏から)連絡があり、接触障害(ママ・摂食障害と思われる)と鬱で入院。やりたい仕事もできず、給料も減り、お
中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の報道を受け3月31日、第三者委員会の調査報告書が、フジ・メディア・ホールディングスの公式サイトで公表された。資料内で重要な類似事案が2つ紹介されている。中でも10年以上前の出来事として公表されている、同社女性社員を前に番組出演者が下半身を露出したという報告がネット上で注目を集めている。 10年以上前、「まつもとtoなかい」の立ち上げ責任者の社員Bから女性社員に電話があり、有力な番組出演者と会食をしており、女性社員に来てほしいと誘いを受けたという。女性社員が午後10時頃に指定された店に到着すると、番組出演者、B氏のほか、男性が3~4名が個室で飲んでおり、数時間の間、普通の飲み会が行われたという。 その後、女性社員がトイレから戻ってくると、番組出演者以外の者は不在。そして店舗を変更し、「外観は通常の一軒家のような」店舗に2人でタクシーに乗り移動。地下の
女優の永野芽郁(25)が3月31日、月曜新パーソナリティーを務めることになった「オールナイトニッポンX(クロス)」(月曜深夜0・00)の初回放送に出演。29日放送のTBS「オールスター感謝祭'25春」でお笑いタレント・江頭2:50(59)が大暴れした“騒動”について言及した。 【写真あり】永野芽郁 珍しいショーパン“美脚”ショット公開に「足細い!顔ちっちゃい」の声 永野は記念すべき最初の放送で江頭との一件について語った。「この場からちゃんとお伝えするのが正しいのかな」として「まず最初にオールスター感謝祭、凄く楽しかった」と素直な思いを口に。また同番組には台本がないこともあって「だから実際にゲストでどんな方がいらっしゃるとか知らず、視聴者の皆さんと同じ感じで楽しんでた」と番組を振り返った。 その中で今回の“騒動”となった江頭の登場については「私は普通に“テレビで見ていた江頭さんが出てきた”だ
元タレントの中居正広氏が起こした女性とのトラブルをめぐって問題視されているフジテレビの一連の対応をめぐり、同社と親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が設置した第三者委員会(委員長・竹内…
3月29日放送の特番『オールスター感謝祭’25春』(TBS系)に出演した、お笑い芸人の江頭2:50。ただ、登場してすぐに大暴走したことが物議を醸している。 江頭2:50は「コンプライアンス、ぶっつぶす」と宣言。まずスピードワゴンの井戸田潤に襲い掛かり、そのあとはアンミカに目線を向けて身体の一部に触れたいとにじり寄った。アンミカに対する発言がすでにアウトだと思えるが、ここまではまだ周囲も笑って受け流す雰囲気があった。 周囲の制止を振り切って永野芽郁を追い回した、江頭2:50 ところが、永野芽郁を標的にしたところで雲行きが怪しくなった。江頭2:50は「永野、俺の女になれ」と永野芽郁に向かって駆け出し、周囲の制止も振り切って追いかけた。永野芽郁は逃げ回ったのち、なんとか自分の席に戻ることができたが、手で顔を覆い隠して表情がカメラに映らないようにした。その様子は、怖さのあまり思わず泣いてしまったよ
フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長は両社の取締役相談役を退任する日枝久氏について「フジサンケイグループはグループのガバナンスに何ら影響を与えるものでもないし、指示する何らかの権限を持っているわけではないが、本人から辞任するという申し出があった」と述べ、フジサンケイグループの代表を辞任することを明らかにしました。 そのうえで「この経営の刷新は日枝氏だけがポイントではない。取締役の人数や平均年齢の刷新という大きな考え方の中で日枝氏は新しい指名の中に入らないという選択をした」と述べました。 さらに、「院政」のような影響力が残らないのかという質問に対し「もしそういう懸念があるならこういう形で人事はできなかった。それが証しである。この人事は影響を受けていない」と述べました。 そして、新たな経営体制については「新たなフジ・メディア・ホールディングスおよびフジテレビへの第1歩を踏み出したと思っ
Blu-rayがDVDと世代交代しきれず、共に消えゆきそうな理由。光ディスク技術の黄昏【フォーカス】 2025年3月25日 大阪産業大学工学部電気電子情報工学科 教授 入江 満 1985年千葉大学大学院工学研究科博士前期課程、1994年千葉大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。1985年から2002年まで、三菱電機(株)で光ディスクの光学システムやDVD規格の研究開発等に従事。2001年には、同社映像情報開発センター主席技師長。2002年より大阪産業大学。光ディスク標準化部会議長や光ディスク認証審査委員長なども務め、長年光ディスクの標準化と普及活動に尽力してきた。趣味は旅行と読書。毎年の本屋大賞を楽しみにしている。 researchmap 2025年2月、ソニーグループは録画用Blu-rayメディアの生産終了に踏みきりました。以前には、パナソニックも2023年2月、録画用
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