先日、とある事情にてUSBメモリに書き込まれたOS (Linux) を仮想環境上で起動することになった。その時の手順のメモ。 残念ながら、VMware Fusion は、いや VMware Workstation もその他製品も、USBメモリからのブートを直接対応していない。起動可能なデバイスは仮想環境上で これは、VMware が実現している仮想ハードウェアが Intel 440BX という90年代中盤に存在したチップセットのエミュレーションをしていることが遠因だ。 当時は CD-ROM ブートですらできるとは限らなかった。( Windows NT4 や OS/2 Warp など当時のOSはフロッピーで起動、ドライバを読み込んでからインストール用のCDを認識したものだ。) そもそも USBについては Windows 98 の登場までほとんど利用できず、実質的な普及は98年末の iMac