いまどきのツンデレSSDにデレてもらうためにはどうすれば良いかを解説します これは2018年9月22日に行われた カーネル/VM探検隊@関西 9回目 での発表資料です サンプルコード: https://github.com/Fadis/spdk_sample
Crucial M500 の write endurance が 75TB しか無いというのが話題になっていて、同じく 75TB である m4 をわざと虐待していたホストはどうなったのか気になって調べて見たところ、面白い結果が観測されたという話。 石橋を叩いて壊し障害時の挙動を見るべく「自社全サービスのアクセスログを受け止める syslog サーバ」という、どう見ても書き込み中心で SSD にやさしくないホストをあえて動かしていた。具体的には下記のようなノリのホストである。 iostat の一行目なので uptime 数百日における平均値であることに注意。 [root@touge ~]# iostat -k -x -d sda | sed -n '3,4p' Device: rrqm/s wrqm/s r/s w/s rkB/s wkB/s avgrq-sz avgqu-sz await
ソリッドステートドライブ(SSD)はデータセンターにおいて確固たる地位を築き上げた。ほとんど全ての大手ベンダーが、それぞれのベストプラクティスのアーキテクチャに「ティア0」(Tier 0)を設定している。SSDは、サーバ側ではパフォーマンスの拡張に、ストレージ側ではブートストームによるボトルネックの解消に利用されている。しかし、その他の多くの技術がそうであるように、「使うべきケース」と同じくらい「使ってはいけないケース」を知ることが重要だ。 「SSD」関連記事 データアクセス遅延を最大90%減少するSSD配置方法 HDDのI/Oスループットを改善するSSD配置方法 企業向けSSD市場が活性化してきた本当の理由 SSD利用形態の2つの選択肢──キャッシングかプライマリストレージか 読み込み集約型ではないアプリケーションにはSSDを使ってはいけない SSDは読み込みアクセスのスピード面では圧倒
Apple improves iCloud for Windows, kills iTunes Among the changes to the widely used application are support for physical security keys, dark mode, and an improved user interface. Windows 11 Insider Previews: What’s in the latest build? Get the latest info on new preview builds of Windows 11 as they roll out to Windows Insiders. Now updated for Build 26052 for the Canary and Dev Channels and Build
リレーショナルデータベースを利用する際には、高い性能を引き出すために物理設計をし、スキーマを工夫し、パラメータのチューニングを行うことがつねに行われてきました。 性能のボトルネックはたいがいHDDにあり、いかにそのボトルネックを回避するかがチューニングのポイントですが、最近では性能向上のための武器として、HDDよりもずっとアクセス性能の高いSSDが注目されています。SSDはHDDと置き換えるだけで、アプリケーションにまったく手を加えずに性能向上を可能にする手段として非常に魅力的です。 HDDの代わりにSSDを利用したら、リレーショナルデータベースの性能はどれだけ向上するのでしょうか? オラクルと富士通が共同検証を行い、その結果をホワイトペーパーとして先週発表しました(参考「日本オラクルと富士通 フラッシュ技術活用によるデータベース高速化を共同検証」)。 ホワイトペーパーでは、HDDの代わり
2009/02/14: PerfectDisk 2008の"空き領域の結合を重視"オプションをつけた結果を掲載しました SSDにおける断片化の影響について SSDにはデフラグは不要という主張を時々目にしますが、実際にはSSDもデフラグの効果はあります。ただし、Windows標準のデフラグはあまり効果がありません。 SSDは、ランダムリード速度に優れたストレージです。そのため、書き込み済みのファイルが断片化していても、そのファイルの読み込み速度はあまり低下しません。 一方、JMF602搭載製品など、一部のSSDはランダムライトがHDDより遅いという欠点を持っています。それらのSSD上の空き領域が断片化していると、書き込み速度が低下してしまいます。Windows標準のデフラグは、積極的に空き領域のデフラグを行わないため、書き込み速度を回復させる効果は高くありません。 空き領域の断片化は、書き込
IBMからサーバ向けSSD製品が発表されました。 - 日本IBM、入出力速度を約25倍に向上した拡張ボード型SSD - Enterprise Watch 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は11月2日、拡張ボード型のSSD「High IOPS ソリッド・ステート・ドライブ(PCI-E)」を発表した。(中略)入出力処理数が10万7000回/秒で、従来のSSDの約25倍、HDDの約250倍の性能を持つ。 IA(INTEL)サーバのPCI-Expressスロットに直接接続するタイプの製品です。 通常、ディスクはSATA,SAS,SCSIで接続しますが、そうではなくPCI-Eに直結する事でオーバーヘッドを減らし、超高速アクセスを実現するタイプの製品です。10万IOPS以上という素晴らしい速度でぜひ一度使ってみたいものですが、価格も"160GB版が102万9000円、320GB版が144万9
昨年から続いているアルゴリズムイントロダクション輪講も、早いもので次は18章です。18章のテーマはB木(B Tree, Bツリー) です。B木はマルチウェイ平衡木(多分木による平衡木)で、データベースやファイルシステムなどでも良く使われる重要なデータ構造です。B木は一つの木の頂点にぶら下がる枝の本数の下限と上限を設けた上、常に平衡木であることを制約としたデータ構造になります。 輪講の予習がてら、B木を Python で実装してみました。ソースコードを最後に掲載します。以下は B木に関する考察です。 B木がなぜ重要なのか B木が重要なのは、B木(の変種であるB+木*1など)が二次記憶装置上で効率良く操作できるように設計されたデータ構造だからです。データベースを利用するウェブアプリケーションなど、二次記憶(ハードディスク)上の大量のデータを扱うソフトウェアを運用した経験がある方なら、いかにディ
X25-M、SSDで検索してくる方が非常に多いので、本ブログ内のSSD関連記事をリストしておきます。 MySQLのベンチマークを用いたIntel X25-M SSDの評価 (本記事) SSDの真の性能を引き出す MySQL 5.1.38 InnoDB Plugin (2009/09/07) 先週末IntelのSSD、X25-Mが突然7,000円ほど値下がりしたので、ついに我慢できず手を出してしまいました。初めてのSSD導入です。 SSDのベンチマーク記事は国内・海外問わずたくさんありますが、実際にデータベースを乗せて計測した記事はそれほど多くありません。そこで、先日ご紹介したtpcc-mysqlを用いてベンチマークテストを行ってみました。 データベースサーバ OS : Windows XP SP3 32bit CPU : Core2 Duo T7300 2.0GHz (EIST OFF)
先日、SSDを換装したノートパソコン。 期待された(?)プチフリーズはほとんど発生せず、快調に使えていたわけですが…。 それでは面白くもなんともないので、ここは一発、無理くりにでもプチフリーズを発生させるべく、いろいろやってみることにしました。 で、タイトルにも書きましたが、 SSDにもデフラグは要ります!!ってか必須です!!でも条件付。 実際、別のサイトの実験結果(こちらの方がしっかり書かれてます)でもそういう結論は出てましたが、今回はたまたま別方向で検証してみた結果を書いておきます。 ----- たまたま、もともとのハードディスクの断片化状態は悪くなかったので、結果的にはいい状態で、快調ではありました。 じゃ、ここはいっちょ、わざと断片化させてみますかね。 その昔、「デデフラグ」という、ハードディスクをムリヤリ断片化させるソフトがあったのを思い出してぐぐってみましたら…ありました。 デ
今年はSSDの台頭がめざましい。価格の低下、大容量化、そして高速化、さらには低電力化まで期待できるというからもうHDDの出番はなくなるんじゃないだろうかというぐらいの勢いである。しかしそんなSSDもデータベースで利用する時には気をつけてもらいたい。 MySQL Performance Blogでインテル製SSDを使って検証した結果がレポートされている。 インテル製SSDはめっぽう早い。彼らのテストでは一秒間に5250回もの書き込みが出来たそうだ。しかしそれはライトバックキャッシュが有効になっているときの話であって、ライトバックキャッシュを無効にすると書き込みは秒間1200回まで低下したらしい。(それでも高速だが。) で、このインテル製SSDのライトバックキャッシュはくせ者で、バッテリー等で保護されていない。つまり、ライトバックキャッシュにダーティな(まだディスクへの書き出しが完了していない
段々とその存在感を増してきたSSD(ソリッド・ステート・ドライブ、ハードディスクのように扱えるフラッシュメモリ)ですが、その速度と寿命についてはまだまだ懐疑的な論調が目立っていましたが、それらの問題を解決する技術が登場するようです。その名は「ExtremeFFS」、サンディスクが開発した新技術です。 それに伴い、SSDの性能を測定する指標として新たに「vRPM」と「LDE」という2つのベンチマーク基準も発表しており、ハードディスクドライブからSSDに買い換える際の目安として、覚えておくと便利そうです。 詳細は以下から。 SANDISK INTRODUCES ExtremeFFS NEW FLASH MANAGEMENT SYSTEM FOR IMPROVING SSD PERFORMANCE AND RELIABILITY SanDisk | Business Products | Emb
CNETのパネルディスカッションで「2009年のIT業界、注目株は何ですか?」というお題をもらったところ、長くなりそうだったのでこちらに。 今年はいよいよNANDフラッシュベースの記憶デバイスがブレイクしそうです。2008年はSSDがHDDに代替しうるというプルーフ・オブ・コンセプトが示された年でしたが、今年こそは価格性能比が接近・交差し、本格的な普及期に入るのではないかと見ています。 今までSSDといっても実効速度ではHDDとあまり変わらないイメージでしたが、今後ExtremeFFSなどの登場によってその差は10-20倍へと拡大し、ボトルネックはインターフェースへと移っていくでしょう。そのあたりの課題がクリアされてくれば、いずれ100-200倍の達成も夢ではなさそうです。ムーアの法則は健在ですね。 また、あっという間に32GBというSDHC規格の最大容量に達してしまったSDカードに、SD
<緊急特集!!SSDに関する検証 その9> ペンネーム: ミラニスタ 磁気ディスクの代わりに半導体メモリにデータを記録するストレージ装置 SSD (Solid State Disk) の検証を行っています。 検証製品(富士ゼロックス株式会社様製 GigaExpress)の紹介URL⇒ http://www.fujixerox.co.jp/product/gigaexpress/ ▼ 前回のおさらい 前回は、読み込み処理(Select)における、磁気ディスクと SSD の比較を 行ってみました。 検証では、200 個の比較的小さな表(10,000レコード)を、それぞれ別の セッションで同時に全件検索させてみました。 ^^^^^^^^ ファイル Config5-1 Config5-2 ------------------------------ ----------------- ------
<緊急特集!!SSDに関する検証 その1> ペンネーム: ミラニスタ 今週から、磁気ディスクの代わりに半導体メモリにデータを記録するスト レージ装置SSD (Solid State Disk) の検証を行います。 ▼ はじめに 一般的に、磁気ディスクに比べ半導体メモリのアクセス速度は100万倍オー ダーで速いというのが定説になっています。 最近よく耳にする「インメモリデータベース」(以下 IMDB)は、全ての データストアがサーバの RAM 上に存在するという前提で、例えば Oracle Times Ten では通常のディスクベースの RDB とは異なったアーキテクチャの 基に実装されています。 何しろ「全てのデータが RAM 上に存在する」のですから、従来型のデータ ベースとは次元が違います。高度なリアルタイム性を求められる場面では重要 な技術になっていくでしょう。 ところが、IMDB
が結構話題になっているようです。せっかくSSDで快適に~・・って組んでみても引っかかりがあっては意味がありません。 以下、2chからのコピペです。どうやらFlashROMのコントローラで引っかかりの有無があるようです。 既にそれぞれの口コミ板でちらほらと書き込まれていますが、 特定のSSDにて数分あるいはそれ以上に渡って、 SSDへのアクセスが極端に遅くなるor不可能になる現象が発生するようです。 該当するのはJmicron?製コントローラを搭載したSSDで、 具体的にはOCZ,SuperTalent,PatriotMemory,バッファローのMLCモデルのようです。(ほかにもあるかも) 以下、OCZのサポート掲示板に記載されたという軽減策を紹介。 ○はじめに ・ nLiteを使え ○その次にやること ・ Prefetchを切れ ・ RAMを最大容量まで搭載しろ ・ SSDの容量が50%以
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memcached Night in Tokyo #1によれば、mixiはmemcachedサーバーを135台使っているらしい。多い! 話に依れば一番最初に足りなくなるのはメモリの容量(3GBほど割り当てられている)で、ネットワークやCPUはボトルネックになっていないらしい。 ではメモリの代わりにHDDを使うのはどうか。HDDのランダムアクセス時の遅延がかなり大きいので、影響が出るほど遅くなりそう。 そこでSSDを使うのはどうか。ランダムリードで700Mbpsくらい出るらしいので、スループットに関してはCPUの方が先に限界に来ると思う。遅延はどれくらいか良く分からないが、アプリケーション側でget_multiを使っていれば隠蔽できないか。 バイト単価はDRAMよりはずっと安い。 実装としては以下: 32GBくらいのSSD 2GBくらいのメモリ(多ければ多いほどキャッシュに載りやすいので、平
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