関東地方は雨が少ない状態が続いていて、埼玉県秩父地方の水がめになっている合角ダムは貯水率が2%余りに減り、今後も雨が降らなければ農作物などへの影響が心配されています。 秩父市では先月1か月の降水量が28.5ミリと例年の28%にとどまり、6月に入ってもまとまった雨は降っていません。 秩父市にある合角ダムは秩父地方の農業用水や生活用水を賄っていて、雨が少ないため先月下旬から放流する水を減らしていますが、貯水量は7日現在、2.4%まで減っています。 埼玉県によりますと、仮に貯水率が0%になってもダムの湖底には一定の水が残るため、現在も放流を続けていて田植えなどへの影響はないということです。 しかし、下流の農家の一部からは今後も雨が降らなければ農作物などへの影響を心配する声が出ています。 秩父市の農家の男性は「このまま日照りが続き、川から水が引けなくなると稲が順調に育たなくなるので心配です。早くま
「科学史」という学問を知っている高校生はどのくらいいるのでしょうか? 「科学」の「歴史」を扱う科学史は、決して知名度の高い分野ではないと思います。「いったい科学史ってどんな研究をしているんですか?」「科学だから理系科目? それとも歴史だから文系科目?」そんな疑問を、大学に入るまで「科学史」をご存じなく、また「理系と文系がわかれていること」に苦しめられてきたという科学史家・隠岐さや香先生にぶつけてきました。(聞き手・構成/金子昂) ―― 最初に隠岐先生のご専門である科学史はどのような研究をしているのかをお教えください。 社会学者の筒井淳也さんが「社会学はなにか」という質問に対して、「どう答えても他の社会学者から違うと言われてしまう」とお話になっていましたが(*)、科学史も同様で、ひとによって言うことが違うんですよね。例えば、わたしはフランス語圏の研究を行っていますが、英語圏とフランス語圏の研
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