世界遺産の合掌造り集落で知られる岐阜県白川村に、昨年1年間に訪れた外国人観光客が過去最多だった前年を44%上回る約21万2千人に達したことが6日、村のまとめで分かった。観光客全体では150万1千人(前年比4・8%増)で、増加分の9割以上を外国人観光客が占めた。 外国人観光客の内訳は、日帰りが約19万5千人(46%増)、宿泊が約1万7千人(27%増)だった。日帰り客で多いのは推計で台湾(約11万2千人)、タイ(約2万人)、香港(約1万4千人)、中国(約1万3千人)など。村営駐車場を利用した観光バスからの算出で、レンタカー利用などは含まれていないという。 村は外国人観光客の増加は、円安による要因が大きいと分析。さらに、県や高山市など飛驒地方の3市などとも連携して、国内外に誘客活動をした成果もあるとしている。 一方、観光客全体では150万… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお