古典的かもしれないが、今世紀にグローバルなビッグビジネスになるのは何か、と考えたとき、 世界的に需要に対して供給が圧倒的に足りなくなるものであろうと思う。 つまり1に水、2に食料、3にエネルギーではないかとやはり思うわけである。 中でも、水には個人的に以前から興味があったので、仕事で忙しい中睡眠時間を削って、先々週末から水ビジネスに関する本を何冊か読んでみた。 中でも一番、分かりやすくてとっつきやすく、日本企業が水ビジネスに関わる上で重要な課題がカバーされてるのは次の本だった。 この本を読んでから、他の専門的な書籍を読むと、短時間で格段に理解力が上がる。 対談方式が苦手でなければ、この本はお勧め。 簡単に読んで勉強になったところをピックアップしてご紹介しようと思う。 1) バーチャルウォーターという考え方:日本は食糧自給率が低いからこそ国内の水を使わずに済んでいるらしい 水というと、つい飲