長野県軽井沢町の国道バイパスから大型バスが転落しスキー客ら14人が死亡した事故で、バスの運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)の高橋美作社長(54)らが16日、本社で会見し、土下座で謝罪した。会見では、バス出発時の点呼を行っていなかったなど、ずさんな運行管理状況が明らかになった。 高橋社長は会見で、遺族に対し「誠心誠意対応したい」と話した。15日に軽井沢の遺体安置所で亡くなった乗客1人の遺族に謝罪したという。遺族からは「絶対に許さない。謝って済むことと済まないことがある」との言葉があったという。亡くなった運転手2人について、勝原運転手の遺体は16日、自宅に送り届け、夫人に引き渡した。運転していた土屋運転手については、同社で遺族を把握できておらず、遺体を引き渡せていないという。
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