東京・港区は15日、南青山の一等地に児童相談所(児相)を含む複合児童施設の建設を計画している件で、前日14日に続き大規模説明会を開いた。説明会は計6度となるが、近隣住民が「ブランドイメージが落ちる」などと建設に強く反発。終了時間で質疑を打ち切ろうとした区の担当者に「まじめに答えろ」と怒声が飛ぶシーンもあった。 「青山のブランドイメージをしっかり守って欲しいし、世界に発信していく町。土地の価値を下げないでいただきたい」。南青山在住の3児の母は強く言い切った。児相の建設予定地は骨董通りから1本入った路地で面積は3200平方メートル。建設費用について区は、国から土地買い受けに70億円超、建物に約30億円で総額100億円超としている。この点にも出席者から「バブルのやり方」と批判が上がった。 両日とも、質問が殺到し終了時刻を超過。会場の外では、付近の不動産会社に事務局を置く団体による反対署名の活動も
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