<テレビウォッチ>「自ら進んでやるわけないし、何らかの圧力とか、依頼とかが彼女の身に及んだ可能性はあるのでは」とキャスターの小倉が疑問を呈した。 障害者団体の割引制度を悪用した郵便不正事件で、厚労省の現職の女性エリート局長が逮捕されたことについてである。番組は、ナゾの多いこの事件の「新たな疑惑」に焦点を当てた。 大阪地検に虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕されたのは、雇用均等・児童家庭局長の村木厚子容疑者ら4人。 村木容疑者は、旧労働省に入省、障害福祉行政のスペシャリストで、女性官僚のエースといわれた。 その村木容疑者が、障害保健福祉部の企画課長だった事件当時(2004年)、実態のない障害者団体に郵便の割引制度を受けられるよう証明書を作成した疑いが持たれた。 事実とすれば、何故不正に手を貸したのか? リポートした笠井アナは「弱者の味方である障害者福祉のスペシャリストがなぜ金儲けしようと