香港の裁判所は、去年6月に無許可の集会に参加したとして罪に問われていた民主活動家の黄之鋒氏ら4人に対し、有罪を言い渡しました。この集会は毎年、天安門事件の犠牲者を追悼しようと開かれ、香港の「集会の自由」を象徴するものだっただけに、今回、参加者が有罪とされたことで、香港内外からの批判も予想されます。 民主活動家の黄之鋒氏ら24人は、去年6月4日に行われた、許可されていない集会に参加したとして8月に起訴されました。 この集会は、1989年に北京で民主化を求める学生らの運動が武力で鎮圧された天安門事件の犠牲者を追悼しようと、香港の市民団体が毎年開いてきましたが、去年は新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に警察が初めて開催を許可しませんでした。 30日の裁判で黄氏ら4人は罪を認め、裁判所は4人に対し有罪を言い渡しました。 量刑は来月6日に改めて言い渡されるほか、残る20人については、さらに審理が
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