音楽やマンガなど、圧倒的な熱量を注ぐ「好きなもの」をおもちの方に、こだわりの住まいをご紹介いただく本企画「趣味と家」。第10回目は「本」をこよなく愛するライター・小林白珠さんに寄稿いただきました。「もう本を処分したくない」という気持ちから、床抜けの心配がある賃貸暮らしにピリオドを打ち、書庫付きの平屋戸建てを建てた小林さん。ただただ「本」をたくさん収納するためだけの空間をつくり上げるまでの経緯と、愛猫のためにこだわった点などを紹介します。 詳しいことは長くなるので割愛しますが、いくつかの出会いや別れやあれやこれやがあった結果、突如私は家を建てようと決めました。一戸建てです。たぶん一生に一度の買い物です。せっかくだから書庫をつくりました。 小林さん邸の間取図 都心から電車で1時間半ほどの関東地方の田舎に建てた、人間1人と愛猫1匹のための平屋。3LDKのうち、LDKを除けば一番広い部屋は「書庫」
伊勢志摩国立公園内に浮かぶ三重県志摩市の渡鹿野島(わたかのじま)。漁業と観光業が主な産業で、周囲約7キロ、約180人余りが暮らす小さな島はかつて「売春島」と呼ばれた。長年、風評に苦しめられてきた島だが、10月に初めて修学旅行生が島内に宿泊した。住民らは対岸と結ぶ渡り船から下船する修学旅行生を歓迎。「島の歴史が変わる一日」。そんな声が聞こえるなど、島のイメージを変えたいという思いが伝わる。 伊勢志摩国立公園に浮かぶ渡鹿野島。上空から見るとハートの形に見える(福寿荘提供)10月13日夕、同市内での真珠加工、滋賀県内での信楽焼づくり、シーカヤックなどを体験するため4グループに分かれていた大阪府立長吉高校(大阪市平野区)の2年生約120人が分乗した渡し船が渡鹿野島の港桟橋に到着した。生徒たちが下船すると、地元の観光関係者、志摩市のPRキャラクター「しまこさん」の着ぐるみなどが拍手と笑顔で出迎えた。
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