鳥取県で男性3人が相次いで不審死した事件に絡み、3人と接点があった女(35)とともに鳥取県警に詐欺容疑で20日に再逮捕された同居の男(46)が「得た金はすべて女に渡した」と話していることが22日までに、男の担当弁護士への取材で分かった。 男女の再逮捕容疑は、今年10月、鳥取市内の電器店から家電製品など9点、計約123万円相当をだまし取った疑い。男はトラクターなど482万円相当を、女は知人から126万円をそれぞれ詐取したとする詐欺罪で起訴されている。 男に20日接見した弁護士によると、男は「女から常に生活費を要求されていた」と生活状況を説明。二つの詐欺事件で、商品を転売して得た金はすべて女に渡したとし「女を信じ込んでいた。言っていたことは真実とは違うのか」という趣旨の話をしたという。