国土交通省は24日、東日本大震災の津波が到達する前に歩いて避難した人の平均速度は時速2.65キロだったと発表した。2002年の消防庁の指針では、普通より少し遅い時速3.6キロを想定していたが、もっとゆっくり移動していた。 被災した6県の1877人を調べた。津波で逃げた際の平均時速2.65キロは大人が歩く平均時速4キロよりかなり遅い。 貴重品を持って逃げたり、同行者と話しながら逃げたりしたため、遅くなったとみられる。子どもや高齢者と一緒に逃げた場合は時速1.96キロ、歩行が難しい人と一緒に逃げた場合は時速1.88キロとさらに遅かった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みログインする今なら最大2カ月無料!サービスのご紹介はこちら関連リンク堺の広域防災拠点で初訓練 大地震と津波を想定(4/21)地下鉄ストップ、そこに大津波警報… 横浜で避難訓練(