[スティーブンビル(米テキサス州) 24日 ロイター] - 米テキサス州の裁判所は24日、米海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ」の元狙撃手、クリス・カイルさんを射殺したとして、エディー・レイ・ルース被告(27)に仮釈放なしの終身刑を言い渡した。 【ロイター写真報道:激動の30年】カメラマンが撮影の裏側を語る特別企画 過去に海兵隊に所属していたルース被告は2013年2月、射撃場でカイルさんとその友人を至近距離から射殺。犯行後はトラックに乗って現場を離れたという。 弁護人は、ルース被告が統合失調症を発症していたとして、無罪を主張していた。 カイルさんはスナイパーとしての自身の従軍体験を記した「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」の著者。最も多くを射殺した米軍のスナイパーとされている。退役後は、心の傷を抱える退役軍人の支援活動に取り組み、一緒に射撃場を訪れるなどしていた。 著作に基づいた映画「ア