理化学研究所(理研)と富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」が、International Supercomputing Conference (ISC 2020)で発表されたスパコンの世界ランキング1位を獲得したとして話題になりました。 ところで、「富岳」以外にも高性能な国産コンピューターが開発されていたことをご存知でしょうか。 農研機構(農研)は国内農業系研究機関で初となるAI研究用スーパーコンピューター「紫峰(しほう)」を開発したのです。 紫峰と農研機構内外の研究者が研究データ活用できるデータベース「NARO Linked DB」は2020年5月より稼働開始しています。 Credit:農研機構紫峰は計算速度1ペタflopsを有しており、これは1秒間に浮動小数点演算が1000兆回可能であることを示しています。 ちなみに、「富岳」は400 ペタflopsであり 、1秒に41京50