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ブックマーク / www3.nhk.or.jp (8)

  • ALS 遺伝子治療の治験始まる 患者への投与は国内初 | NHK

    全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、ALS=筋萎縮性側索硬化症の症状の進行を抑えようと、患者に遺伝子を投与する治験が自治医科大学附属病院で始まりました。遺伝子治療でALS患者への投与が行われるのは国内で初めてで、治療法としての確立を目指したいとしています。 ALSは筋肉を動かす運動神経が壊れて全身が徐々に動かなくなる難病で、国内に患者はおよそ1万人います。 ALSの患者では「ADAR2」という酵素が減っていることから、自治医科大学の森田光哉教授らのグループは症状の進行を抑えようと、先月50代の男性患者に対し、この酵素を作り出す遺伝子を投与しました。 グループでは、遺伝子の運び役となる無害なウイルスを使い、カテーテルを通じて患者の脊髄に送り込んだということです。 遺伝子治療でALS患者への投与が行われるのは国内で初めてで、今後、発症から2年以内の遺伝性ではないALSの患者、合わせて6人に投与

    ALS 遺伝子治療の治験始まる 患者への投与は国内初 | NHK
    thed
    thed 2023/05/07
    ALSの患者では「ADAR2」という酵素が減っていることから、自治医科大学の森田光哉教授らのグループは症状の進行を抑えようと、先月50代の男性患者に対し、この酵素を作り出す遺伝子を投与
  • 認知症 脳の炎症の仕組み マウス実験で解明 東京医科歯科大 | NHKニュース

    アルツハイマー病などの認知症は、脳にたんぱく質が蓄積することが原因の1つと考えられていますが、このたんぱく質が炎症を引き起こす仕組みを、マウスを使った実験で解明したと、東京医科歯科大学の研究グループが発表しました。将来、治療につながることが期待されるとしています。 アルツハイマー病などの患者の脳では、「アミロイドベータ」と「タウ」と呼ばれる2種類のたんぱく質が蓄積していて、東京医科歯科大学の研究グループは、このうちの「タウ」が、脳の炎症を引き起こす仕組みをマウスを使った実験で調べました。 マウスの脳に「タウ」を注入すると、炎症が起きて認知機能が悪化しますが、「タウ」は脳の中で免疫の役割をしている細胞の中に入り、「PQBP1」と呼ばれる別のたんぱく質が結び付くことで、炎症を引き起こしていることがわかったということです。 さらに、薬剤を使って「PQBP1」が出ないようにしたマウスでは、「タウ」

    認知症 脳の炎症の仕組み マウス実験で解明 東京医科歯科大 | NHKニュース
  • アルツハイマー病の新薬 米FDA承認と発表 エーザイが共同開発 | NHKニュース

    アルツハイマー病の治療薬としてアメリカの製薬会社と日のエーザイが共同で開発した新薬について、アメリカのFDA=品医薬品局は原因と考えられる脳内の異常なタンパク質を減少させる効果を示したとして治療薬として承認したと発表しました。 アメリカの製薬会社「バイオジェン」と日の「エーザイ」が開発したアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」は症状の進行を抑えることを目的とした薬で、脳にたまった「アミロイドβ」と呼ばれる異常なたんぱく質を取り除き、神経細胞が壊れるのを防ぐとしています。 これについてFDAは7日「臨床試験の結果、『アミロイドβ』の減少が確認され、患者の症状への効果が合理的に予測される」と評価し治療薬として承認したと発表しました。 FDAによりますとアルツハイマー病の新薬が承認されたのは2003年以来18年ぶりで、アミロイドβに作用する治療薬は初めてだということです。 今回の承認は深

    アルツハイマー病の新薬 米FDA承認と発表 エーザイが共同開発 | NHKニュース
  • 精神科病院の身体拘束 “日本はアメリカの260倍超” | 医療 | NHKニュース

    患者の手足などを固定する「身体拘束」について、日の人口当たりの実施率がアメリカの260倍を超えるなどとする分析結果を、杏林大学などの研究グループが発表しました。調査をした専門家は「他国と比較にならないほど多く、地域で生活できる環境に変える必要がある」と指摘しています。 調査は、杏林大学保健学部の長谷川利夫教授がアメリカやオーストラリアの研究者らと共同で行い先月、イギリスの医学雑誌「エピデミオロジー アンド サイキアトリック サイエンシス」で公表しました。 2017年に各国の精神科病院で行われた身体拘束について、公表されたデータをもとに分析したところ、日では一日に人口100万人当たり98.8人が身体拘束を受けていたということです。 身体拘束が行われた割合をほかの国と比較すると、100万人当たり0.371人だったアメリカの266倍、0.165人のオーストラリアに比べると599倍に上るという

    精神科病院の身体拘束 “日本はアメリカの260倍超” | 医療 | NHKニュース
  • 孤立高齢者に「社会的処方」推進 地域とのつながり促す 厚労省 | NHKニュース

    社会的に孤立し病気を抱えている高齢者などに、かかりつけ医が地域とのつながりをサポートすることで健康を取り戻してもらう「社会的処方」と呼ばれる取り組みを厚生労働省が推進することになりました。 厚生労働省は、この取り組みを医療費の抑制にもつながるとして推進することになりました。 具体的には、かかりつけ医に、診察の際、患者の生活状況を確認してもらい、社会的に孤立している人には「地域包括支援センター」といった行政機関を紹介し、行政機関がサークル活動や患者の会への参加といった地域とのつながりを促します。 厚生労働省は年内にもモデル事業を始めることにしていて、今後、こうした取り組みに新たな手当を支払うことができるかも検討していくことにしています。

    孤立高齢者に「社会的処方」推進 地域とのつながり促す 厚労省 | NHKニュース
    thed
    thed 2020/06/24
  • 孤独死の高齢者 新型コロナの感染判明 「見守り」課題に | NHKニュース

    東京都内の住宅で1人暮らしの70代の男性が誰にもみとられず死亡し、その後の検査で新型コロナウイルスに感染していたことが関係者への取材でわかりました。専門家は感染の影響で人との接触が難しくなる中、孤立しがちな高齢者をどう見守るのか、社会全体で考えるべきだと指摘しています。 男性は死亡する2か月ほど前、親族と疎遠になっているうえ、足が不自由になり困っているとして、60年以上会っていなかった中学時代の友人に助けを求めてきたということです。 友人によりますと、男性は小学校で教師をしていましたが、50代で辞め、その後、家に閉じこもるようになっていたということです。友人は買い物に連れて行くなど支援していましたが、男性は死亡する前日、「胸の辺りが気持ち悪い」と言うようになり、翌日、風呂場で死亡しているのが見つかりました。 友人は「人生に未練があり、“生きたい”と思って頼ってきたのだと思う。心が痛い」と無

    孤独死の高齢者 新型コロナの感染判明 「見守り」課題に | NHKニュース
    thed
    thed 2020/05/27
    「新型コロナウイルスは、感染力が強く急変のリスクもあるので、見守りを密にしなければいけないが、一方で直接会えないという課題がある。支援方法を工夫しなくてはいけない」
  • 血液で「軽度認知障害」を判定 NHKニュース

    認知症の前段階と言われる「軽度認知障害」になっているかどうかを血液を調べるだけでおよそ80%の精度で判定できる方法を筑波大学などのグループが開発しました。 その結果、病状が進むにつれ、患者の血液の中では、「アミロイドベータ」と呼ばれる異常なたんぱく質の排出などに働く3種類のたんぱく質が減っていることが分かったということです。 そしてこれらのたんぱく質を目印にしたところ「軽度認知障害」かどうかをおよそ80%の精度で判定できる検査法の開発に成功したということです。 すでに国内およそ500か所の医療機関で検査が行える体制になっているということで、内田准教授は、「認知症は症状が進行してから病院に行っても治療の効果が見込みにくい。この検査をきっかけに早い段階で診断を受け、運動を取り入れたり生活を改善するなどして認知症の予防につなげてほしい」と話しています。

    thed
    thed 2015/08/19
  • 認知症 世界で急増の見通し NHKニュース

    イギリス・ロンドンで来週、G8各国が認知症対策について話し合う初めてのサミットが開かれるのを前に、2050年には世界の患者数が今の3倍に増え、1億3000万人を超えるという最新の見通しが発表されました。 認知症の患者とその家族を支援する国際的な団体、「国際アルツハイマー病協会」は5日、今後の患者数について最新の見通しを発表しました。 それによりますと、世界全体の患者数はことし、2013年には4400万人余りと推定されますが、各国で高齢化が進み、2050年には3倍に増え、1億3500万人を超えるとしています。 このうち患者数が最も多いのは中国など東アジアで、2050年には世界の患者の25%に当たる3300万人余りがこの地域に集中し、またインドなど南アジアでも1600万人余りが発症するとしています。 今月11日には、イギリスのロンドンにG8各国が集まって認知症対策について話し合う初めての「認知

    認知症 世界で急増の見通し NHKニュース
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