ゾーンサーバの対策 ゾーン情報の改ざん対策 現在のところ、namedプロセスやDNSの脆弱性を利用したゾーン情報改ざんの心配はありませんが、サーバそのものを乗っ取られてしまえばその限りではありません。 BIND 9自体の対策については前出の「ユーザー権限の奪取対策」を参照していただくとして、BIND以外のアプリケーションや構成上の欠陥についても踏み台にされないように努める必要があります。ゾーン情報そのものが改ざんされないまでも、問い合わせクエリーに対する応答メッセージが、問い合わせ元に到達するまでに改ざんされる危険性もあり得ます。このような事態を未然に防ぐ手段として、DNSにセキュリティ拡張を施す試みが行われています。DNSにセキュリティ拡張については、後半の「DNSSEC(DNSセキュリティ拡張)」で後述します。 不正ユーザーによるゾーン転送や不正DDNSの対策 もしWebサーバやメール
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