料理のリアルさに感動し、食を通したコミュニケーションで温かくなれる『異世界食堂』 ――出演されている『異世界食堂』の印象と魅力を挙げてください。 クロ役 大西沙織さん(以下、大西):まず、こういう切り口の料理アニメって珍しいなと思いました。そして主人公は洋食店「ねこや」の店主さんですが、ほとんどしゃべっていなくて、回を追うごとにセリフが少なくなっていって(笑)。異世界から来たお客さん達が物語を動かしていく感じがおもしろいなと思いました。 異世界からのお客さんにはそれぞれお気に入りの料理があって、お互いをその料理名で呼んでいたり、食を通してみんながコミュニケーションを取っているのも素敵だなと。とても温かい印象の作品ですね。おいしい料理を見て、人とのつながりを感じて、深夜にホッとできるアニメだなと思います。 ――あれほど料理がおいしそうに描写されているところにスタッフさん達のこだわりを感じます