フランス・パリにある新聞社のオフィスで働くスタッフら(2014年12月17日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/LIONEL BONAVENTURE 【9月5日 AFP】(更新)欧州人権裁判所(ECHR)は5日、勤務中に送信した私用メッセージを理由に解雇されたのは不当だとするルーマニア人男性の訴えを支持する判断を示した。職場におけるプライバシーという問題で広範な影響を及ぼした先の判例を覆す形となった。 原告のボグダン・ミハイ・バーブレスク(Bogdan Mihai Barbulescu)氏(38)は、勤務中にヤフー(Yahoo!)のメッセージシステムを利用して私用メッセージを送信したことを理由に2006年に解雇されたのは、プライバシー侵害に当たると訴えていた。 ソフトウエアエンジニアのバーブレスク氏はクライアントと連絡を取り合う際に、ヤフーのメールシステムの使用を義務付けられてい
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