千葉県船橋市のマンションで、業者を名乗る男がオートロックを不正に解錠して共有スペースに侵入し、住民の男性が暴行される事件があった。千葉県警船橋署は傷害事件として捜査。専門家は珍しい手口だとしており、注意を呼びかけている。 被害を受けた男性(48)によると、事件が起きたのは3月3日、日曜日の午後5時ごろ。自宅で妻とくつろいでいると、オートロックの呼び出し音が鳴った。画面には作業服を着た30代くらいの男が映っており、「風呂場の点検をしに来た」と説明された。応答していると、会話の途中で画面が突然消えた。不審に思って自宅玄関の外に出ると、エレベーターから出てきた男と鉢合わせに。男性は、オートロックを解錠した覚えはなかった。 男は男性を見るなり、「なんで突然(インターホンを)切ったんだ」「これまでに何度も来ているのに」などと強い口調で詰め寄ってきた。男性が「切っていません」と言い返すと、男に胸ぐらを