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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (15)

  • 来年あたり、ネットスーパー普及期の始まりかな - Chikirinの日記

    最近、楽天が運営するネットスーパー、「楽天マート」を利用し始めました。 これまでも、いろんなネットスーパーを使ってきたのですが、今までのは全部、「実店舗を持つ既存スーパーが運営するネットスーパー」でした。 でも、最近は撤退するスーパーも出てきたりと、必ずしも儲かってないみたい。 そりゃそーだよね。既存スーパーのネット販売って、店舗とほぼ同じ値段で売って、かつ、ほとんど配送料もとらないんだもん。んで、台風など大雨の日や、猛暑の夏の日だけ注文が殺到するんだから、配送員を確保するにも大変でしょう。 楽天マートは、正直、品揃えもまだ多くないし、値段も最安値って感じではありません。配送エリアもまだ限られてます。 でもネットスーパー事業自体は、可能性ありそうに思えました。というのも、普通の材に加えて、ついつい「楽天で一番人気のスイーツ」とか「北海道、今が旬のカニ!」みたいな商品を買っちゃいそうになる

    来年あたり、ネットスーパー普及期の始まりかな - Chikirinの日記
    thomasfloor
    thomasfloor 2014/10/08
    野菜生産者として、この流れはウォッチしてます。アマゾンフレッシュの動向も面白いですね。
  • 姓を変えるということ - Chikirinの日記

    以前、 「イクメンどころの騒ぎじゃない時代が来ます」 というエントリで、「出産のために仕事や働き方を変える」という判断を、これからは男性も迫られる時代が来るよん、と書きました。 それに加え、これも今のところ実質的に女性だけが背負ってるのが「婚姻による姓の変更」による諸処の負担です。 結婚により、複数の銀行口座やクレジットカード、オンライン証券会社の口座や免許類、保険からパスポートまで、あらゆるものの名義変更を実行する手間は、想像以上にめんどくさいものです。 それぞれに公的書類を添付して送らないといけなかったりするんですから。 ましてや離婚後、さらに再婚後に、いちいちすべてを変更するのは、マジで大変。 日では夫婦は同姓である必要があり、どちらの姓を選択してもいいのですが、今は大半が男性姓を選びます。(別姓を選べない先進国は日だけと言われてます) 最近は仕事上では旧姓を使い続ける女性も増え

    姓を変えるということ - Chikirinの日記
    thomasfloor
    thomasfloor 2012/03/19
    さらに、いったん女性姓に変えてから←いまここw
  • Opportunity, Tool or Duty - Chikirinの日記

    縁あってセブ島で、英語学校に体験留学しています。寒くて花粉が舞う冬の東京から、明るく暖かいセブに移り、「やっぱり冬は南の島ですごすに限る」と実感。いろいろ「ひえー」なことはありつつも、楽しくすごしています。 今日、初めてのレッスンで先生が“ What is English to you ? ”という質問を投げかけてきました。 皆さんなら、この問いになんと答えるでしょう? 私はなにげなく“ It's a tool to communicate with people in other countries. ”と答えました。日人としてはきわめて一般的な答えだと思います。 でもその後で、「今、世界中の人が、必死で英語の勉強を始めている」という内容について先生とディスカッションをしながら、ちきりんは「そうか、だから日人はなかなか英語が巧くならないんだ」と理解しました。 今、中国でもインドでも、

    Opportunity, Tool or Duty - Chikirinの日記
    thomasfloor
    thomasfloor 2012/03/15
    今のところは国内のみでも食えていけるという前提条件があるから、そうやって機会損失するんだろうな、俺は。
  • とても社会的な「個人の死」 - Chikirinの日記

    スティーブ・ジョブズ氏が亡くなり、あちこちで感動的なイベントやムーブメントが起こっているみたいですね。「イチ実業家の死がこんなに衝撃的であったことが過去にあったでしょうか?」という趣旨のツイートを見かけたので、ちょっと考えてみました。 「個人の死で、社会が揺れた」と言える人ってどんな人がいたのか・・・ 順不同、敬称略です。 <アメリカ> ・マルティン・ルーサー・キング・ジュニア(キング牧師) ・マイケル・ジャクソン ・ジョン・レノン ・マリリン・モンロー ・ジェームス・ディーン ・プレスリー ・ケネディ大統領 ・スティーブ・ジョブズ <日> ・昭和天皇 ・・・ずうっと離れて・・・ ・松下幸之助、盛田昭夫、田宗一郎 ・石原裕次郎 ・美空ひばり ・尾崎豊 ・三島由紀夫 ・田岡一雄(山口組三代目) ・坂九 日の場合、“昭和が終わった感”を醸し出した人の死はインパクトが大きいですね。 <世

    とても社会的な「個人の死」 - Chikirinの日記
    thomasfloor
    thomasfloor 2011/10/12
    ウォルト・ディズニーはどうでしょう?
  • 夫が妻の「家を買いたい!」を断れない理由 - Chikirinの日記

    「35年ローンで家を買うなんてあり得ないでしょ」とこれだけ布教してまわってるちきりんの周りにも、長いローンを組む人はたくさんいます。 他人事なので判断自体はどうでもいいのですが、多くの人がそうするってことは、彼らには彼らなりの理由があるわけで、それは何なのか考えてみました。で、とりあえずの結論はこれ↓ ・35年ローンで家を買う人の多くは既婚者で、小さな子供もいる。 ・夫が長期のローンに心の底では不安を感じていても、に強く「家を買おう」と言われると拒否できない。 これだけだと「ふーん」な感じなので、ちょっと掘り下げてみる。 Q2.夫がにノーと言えない理由は? A2.大半の夫は、に引け目があるから断れない。 当然、次の質問がでてくる。 Q3.夫は何の引け目があるの? A3.夫の多くは「には家のためにいろいろ犠牲にしてもらってる」という引け目がある。 なんの話だって? 説明しよう!←(こ

    夫が妻の「家を買いたい!」を断れない理由 - Chikirinの日記
    thomasfloor
    thomasfloor 2011/02/04
    30歳・嫁の実家の農業を専業でしながら片手間で主夫業もするのは兼業主夫農家って言うんでしょうか?ちなみに嫁ちゃんはフルタイムの正社員。
  • ちきりん最初の職業選び - Chikirinの日記

    今日は私が学生時代、どのように「自分に適性があり、やりたいと思える仕事」を探したか、について書いておきます。 まずは大学に入った直後、「もう試験は受けない」と決めました。 試験で人を絞ると、環境的におもしろくなくなるとわかったからです。 私が通った小、中、高、大学の中で一番おもしろかったのは中学校です。 すべて国公立でしたが、学力試験で入学者が絞られた高校と大学はとても同質的な集団でした。 結果として入試がなく、校区が(小学校より)広い中学校が、一番楽しかったのです。 (中学校時代に関するエントリはこちら) 特に大学に関しては、最初「なんじゃこれ?」と思いました。「こんな偏った集団の中では、リアルな社会を学ぶのは無理ざんしょ」と思えたのです。 だから「これ以上試験を受けたら、周りの人がさらに画一的になりそう」と思え、法学部だったけど司法試験も公務員試験も受けませんでした。 かわりに学生時代

    ちきりん最初の職業選び - Chikirinの日記
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    thomasfloor 2011/01/08
    内田樹さんの「街場のメディア論」でもあったけど、まず仕事をしてみること、そして考えることらしい。
  • 2010-12-14

    飲み会の支払いの際、たまたまAさんに持ち合わせがなく、同僚のBさんから千円借りました。 すぐ返すつもりが、多忙な日が続き、顔を会わせないまま1ヶ月が過ぎました。 期限も決めていないし催促もされなかったので、「忘れてるかな。今頃言い出すのもどうかな。たいした額じゃないし」と思っているうちに、そのままになってしまいました。 このことで、Aさんが得たのは「千円」、反対にAさんが失ったのが「信用」です。 ずっと先のある日、Aさんは起業をしました。 Aさんは仲間や出資を募っています。別の飲み会でそれが話題になった時、Bさんはふと昔のことを思い出して言いました。 「でもあいつ、ちょっとルーズな面もあるよね」と。 責める諷でもなく軽い調子のコメントで、実際Bさん自身、昔のことをそんなに気にしているわけではありません。気軽な“つぶやき”みたいなものです。 でもその場にいた、実は出資を検討していたCさんには

    2010-12-14
    thomasfloor
    thomasfloor 2010/12/14
    取捨選択の連続です。
  • 客を責めたら終わりだしょ - Chikirinの日記

    自動車会社の経営者→「若者の車離れが進んでいる。車が売れない」 サービス会社の経営者→「高齢者はお金の使い方を知らない。ため込むばかりで消費しない。お金を持っては死ねないのだから、もっと使って人生を楽しめばよいのに」 若者の“○○離れ”を嘆き、一方で高齢者の金離れの悪さを指摘する経営者達。 しかし、「モノが売れないのは、客の購買行動が変だから」と考えてるような企業が儲かるはずがない。 客が商品から離れたのではない。商品が客の欲しいモノや、欲しいと思う価格から離れてしまっているだけ。 ちきりんの知る限り、このことを一番よく言われるのはセブンイレブンCEOの鈴木敏文氏です。 鈴木氏は「売れないのは、客が当に欲しいと思うモノを我々が提供できてないからだ」と繰り返しおっしゃってます。 ユニクロの柳井社長も時々同趣旨の発言をされる。買わない客がおかしいのではなく、供給者側が客の望むモノを見いだせて

    客を責めたら終わりだしょ - Chikirinの日記
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    thomasfloor 2010/05/14
    自身を変えることに対して、他者を変えることの難しさといったら、もう!!!
  • 守る組織、守る人 - Chikirinの日記

    「知ってる情報はもったいぶらずに全部、お客様に渡せ」と、その昔、上司によく言われました。情報だけじゃなく、考えたこと、知見とか洞察という類のモノ、知的財産的なもの、すべてを全部出せと。 これは、価値ある情報を、「抱え込むな」、「出し惜しみするな」、「隠すな」、「もったいぶるな」、なぜなら 「全部出しきったら、翌日はまた、新たに価値あるものを見つける必要がでてくる。そうしたらお前はもっと努力するし成長するよ」という意味です。 何かを残しておけば、「次回までに何も結果がでなければ、コレをだせばいい」と思えます。そしてその考えが、進化や成長を阻害します。 たとえば「コストを 10%削減しろ」と言われたとします。いろいろ考えてみたら 15%のコスト削減が可能だとわかった。そこで 10%だけ削減して、「 10%削減、達成できました!」と言っておけば、5%の余裕を残しておける。 そうすればまた次回「さ

    守る組織、守る人 - Chikirinの日記
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    thomasfloor 2010/04/18
    このエントリはなんども読み込む必要が自分にはある。
  • “自分の表現法”と出会う - Chikirinの日記

    「日一のニート」を標榜する phaさんとの対談 からは、いろんな“気づき”がありました。 対談の後、phaさんと一緒に地下鉄に乗ったのですが、たまたま最初に来たのが各駅止まりでした。 それに乗った後、「もしかして急行のほうがよかったですか?」と聞いたら、phaさんの答えは「いや、いいんです。急行は混むし」というもの。それを聞いて、「あ〜、違う世界だなあ」って思いました。 私がいま働いている業界では、急行に乗るか各駅停車に乗るかという命題にたいして、判断基準は時間、つまり「どちらが早く着くか」しかありません。 でも、「早く着く」などということは pha さんにとっては余り意味がないのでしょう。大事なのは「混まないこと」なわけです。 中学受験などで、「A駅に急行が止まってて、その時速は 40キロ、10キロ離れてる B駅に各駅が止まってて・・どっちが D駅に先に着くでしょう?」みたいな問題があ

    “自分の表現法”と出会う - Chikirinの日記
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    thomasfloor 2010/03/05
    事実はひとつ。視点は複数。
  • 市場として捨てられた日本(製薬編) - Chikirinの日記

    2029年、Z氏は上海行きの飛行機に乗っていた。短いフライトタイムが過ぎ飛行機が下降体勢に入ると、上海の見慣れた景色が目に入ってきた。上海の空は今日も排気ガスで煙っている。 機内アナウンスが現地の気温を伝えていた。今日はそんなに暑くないようだ。体調が悪くなければ診察の後、少し街を歩いてみてもいいかもしれない。 Z氏が2週間に一度上海を訪れるようになってから既に1年近くになる。昔は仕事で何度か中国を訪ねたけれど、まさか“病院通い”のために上海に通うことになるとは当時は想像もしていなかった。 海外旅行が好きだったZ氏は昔よく「日に生まれた幸運」を感じた。発展途上国に行くと、教育も医療も、また文化的な一切の恩恵も受けられない多くの人達を目にしていた。海外旅行を繰り返すZ氏に比べ、彼らの多くは一生海外を訪れるチャンスを得ることはなかった。 先進国に生まれるか最貧国に生まれるか、政治的に安定した国

    市場として捨てられた日本(製薬編) - Chikirinの日記
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    thomasfloor 2009/08/06
    橘玲氏や昔読んだ1999年のゲームキッズのコラムみたいだなぁ。
  • “下取りセール” そして10年 - Chikirinの日記

    2019年の春。とある朝。学校に行こうと玄関でを履きながら、ちき子は深くため息をついた。箱からあふれ出したものすごい数のをかき分けながら自分のスニーカーを見つけるのに今朝も一苦労したからだ。「また増えたかも」とちき子は思った。昨日また父親がどこかから古いを持って帰ってきたのだろう。 「いつまで続くんだろ、これ」 ちき子は後ろ手に玄関のドアを閉めながら思った。どんよりとした曇りの日だった。一瞬、傘をもっていくことも考えたが、その考えは無理矢理に頭の中から追い出した。あの傘立てから自分の傘を探すという行為を想像してめまいがしそうになったからだ。 ちき子は思考をとめて春にしては肌寒い戸外に大股で踏み出した。「学校へ行こう!」と口に出して言ってみた。そうすれば少しだけ明るい気分になれることに、つい最近気がついたから。 ★★★ 思えば、あれが始まったのは2008年の年末だった。秋に起った世界

    “下取りセール” そして10年 - Chikirinの日記
  • 僕に正論は要らない - Chikirinの日記

    自分の人生がどうしてこうなってしまったのか、僕にもわかりません。自分なりに一生懸命やってきたつもりだったのに・・ 就職活動の時、社会に出るのはすごく不安だった。大学に入った時もそうですけど、僕は友達を作るのが苦手です。新しい場所になかなか馴染めない。朝、大学に行っても、どこにいけばいいのか。それがわからない。だから行かなくなっちゃいました。そして、留年しました。 もちろん授業があれば教室に入ればいいんだけど、みんなあちこちに座って楽しそうに話をしてるでしょ。僕はどこに座ればいいんだろうって。わからない。一人で座ると、みんなが僕のことを見ている気がするんです。あいつ、また一人だな、って。そう言われている気がして。 授業が終わった時もそうです。忙しそうにすぐに出ていく人もいるし、その場で友達と話し始めて熱心に相談してるグループもある。僕は、僕はどうしたらいいんだろう、っていうのがわからない。立

    僕に正論は要らない - Chikirinの日記
    thomasfloor
    thomasfloor 2009/05/29
    イタイという意味で無く、えぐるように痛い話。
  • 保育所が永久に足りないであろう理由 - Chikirinの日記

    今年はさらに大きな問題になっている保育所不足と待機児童問題。 供給側(行政)もサボっているわけではないけれど、供給以上に需要が増えてるため常に足りていません。 需要が急増してる理由は、「働くことを希望する母親が増えたから」もしくは「働かざるを得ない母親が増えたから」なんだけど、 もう一歩踏み込んで言えば、これっていわゆる「供給が需要を生む構造」がある市場なんで、「永久に足りない市場」とも言えるんです。 この構造は“特別養護老人ホーム”も同じで、預かってもらえないから自宅で介護してるけど、 「公的な施設がリーズナブルな価格で親身になって看てくれるなら(自分も)入りたい、(親に)入ってもらいたい」 と思う家はたくさんあるわけで、供給側が充実すればするほど「じゃあ、うちも」という話になる。 保育所も全く同じ。 「格安で、近所で、安心して、子供を預けられる」なら働きたいが、そうでない現実だから働く

    保育所が永久に足りないであろう理由 - Chikirinの日記
  • 市場としての“支出”と“貯蓄” - Chikirinの日記

    個人の収入は支出と貯蓄に分かれます。 収入=支出+貯蓄 昨日書いた個人金融資産とは、この貯蓄部分が蓄積したものです。金融機関各社はこの部分を、「預金してください」「保険に加入しませんか」「株を買いましょう」などと奪いあいます。 一方、家電メーカーも旅行会社も携帯電話会社も出版社もレストランも、つまり金融以外の一般企業は「支出」部分を奪いあいます。消費者は「携帯代が高いから外費を減らす」とか、「事代を切り詰めて服を買う」という行動をとるので、企業側から見ればまさに「消費支出の取り合い」です。 金融業は貯蓄側を取り合うビジネスですから、リテール金融、資産運用の世界では個人金融資産の年代別の保有比率はよく知られたデータです。一方「支出」側を取り合う一般企業は、「誰が一番資産を持っているか」より、「誰が一番多く支出するか」に関心を持っています。 総務省の家計消費状況調査2008年によると、年代

    市場としての“支出”と“貯蓄” - Chikirinの日記
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