小さな企業やサイトで役立つユニバーサルアナリティクスの便利な使い方を紹介する本連載。前回は、Googleアナリティクスをユニバーサルアナリティクスに移行する方法を解説しました。今回は、ユニバーサルアナリティクスを使って、A/Bテストを手軽に実施する方法を解説します。 A/Bテストは、異なる2パターンの広告やWebページを用意し、ユーザーの反応を比較するテスト手法のことです。専用のツールもありますが、従来からGoogleアナリティクスにある「ウェブテスト」機能を使っても実施できます。 ただし、Googleアナリティクスのウェブテスト機能は、AパターンとBパターンのページをそれぞれ用意する必要があり、ボタンの色や文言を変えるといった、ちょっとしたテストには面倒です。 そこで、ユニバーサルアナリティクスの「カスタムディメンション」を使って、パーツのA/Bテストを手軽に実施する方法を紹介します。