デジタル技術を活用して教育に革新を起こす「エドテック(EdTech:EducationとTechnologyを合わせた造語)」。この取り組みによって、教育の質の向上や校務の効率化、離島などの遠隔地における教育アクセスの向上が期待されている。米国と中国等が先行しているが、日本でも官民でエドテックが推進されつつあり、オンライン教育プラットフォームが発展してきている。フィリピンにおけるエドテック産業の現況と日系企業の参入可能性を紹介する。 一部の私立校でエドテック導入進む フィリピンでは、教育制度改革法案(共和国法10533号、通称「K-12」)が2013年に署名され、義務教育期間が10年から12年に延長され、それに伴って授業枠が大幅に増加しており、情報通信技術(ICT)教育のカリキュラムへの導入が急がれている。フィリピン教育省(Department of Education: DepEd)が2
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