会社が「利益を出している」ということと、「儲かっている」ということは大きく異なります。その区別がわからないと、気付かないうちに損をする可能性があります。重要なのは、「費用」と「投資」の区別を明確に理解することです。『管理職3年目までに「会社の数字」に強くなる! 会計思考トレーニング』(PHP研究所)の著者で「IT」に精通した公認会計士である金子智朗氏が、会社の利益の最大化という見地から解説します。 儲かるかどうかは、どう判断する? ◆費用対効果? 投資対効果? 設備やシステムの導入を検討するとき、「費用対効果」と言う人と「投資対効果」と言う人がいます。この2つの言い方は何が違うのでしょうか? 「費用」と言うと何となく後ろ向きな、ネガティブなイメージで、「投資」と言うと何となく前向きな、ポジティブなイメージを持っているかもしれません。 しかし、両方ともやっていることは全く同じです。キャッシュ
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