今年はいい年だった。バブルがかなり弾けてくれた。 別に経済の話をしようというのではない。日本経済はまだまだ景気がいい(ことになっている)らしいし。ただ私が日ごろから疑問に思っていた人物や組織の虚飾が暴かれ、泡のように膨れ上がった幻想がパチーンと弾けて、むき出しの真実が露になってくれた稀有な年だと思う。 オランダのチューリップ投機のように、たかがチューリップ一本に、どういうわけか家一軒建ってしまうような値がついてしまう。これをバブルというのだけれど、小泉政権のころあたりから、人間そのものにたびたびそうした現象が見られた。人間バブルというか。辛らつな物言いになるが、どう見ても大した人物でもないのに、周囲で「こいつは価値があるんだよ!」と必死に叫んでプロデュースしているという感じ。またその本人も「私は価値があるんです!」と大口を叩くものだから、だんだんとみんな「そうか。価値があるのかなあ」なんて
ジャンクフードの常食は“緩やかな自殺”に他ならない。その重みに耐えうる者のみに“マニア”の資格がある。 ローソン「からつバーガー スペシャル」は佐賀県ではなく千葉県で作られていた ローソンで「からつバーガー(スペシャル)」を発見購入。 佐賀県唐津市を本拠にするハンバーガーチェーン「からつバーガー」の店主が監修したハンバーガーで、280円。製造者は、唐津から直線距離で1000km程も離れた千葉県鎌ヶ谷市の(株)サンデリカ千葉事業所であった。 からつバーガーの構造はこんな↓感じ。 パンズ(上) ハム たまご スライスチーズ ハンバーグ(パテ) レタス パンズ(下) パテはテリヤキ風のソースにまみれており、ハムの上には黒コショウの効いたマヨネーズ風ドレッシングがある。味としては、「佐世保バーガー並みの期待をしたらやや失望した」といった程度で、280円という値段を考えてももう一息がんば
国税庁が2006年7月~2007年6月の法人税の課税事績を発表した。 平成18事務年度における法人税の課税事績について (国税庁) 法人税の申告状況は次の通り。 申告件数 278万7000件(前年度比0.9%増) 申告所得金額 57兆828億円(前年度比13.3%増) 申告欠損金額 16兆4,949億円(前年度比27.4%減) 黒字申告割合 32.4%(前年度比0.5ポイント増) 申告税額 14兆4578円(前年度比14.8%増) このうち申告件数と申告所得金額は過去最高だという。それにもかかわらず、法人税の申告総額は1980年代のバブル期に及ばないそうだから、いかに現在の政府が企業を過度に優遇し、企業が応分の税負担を受け持っていないかが歴然としている。 また、黒字申告割合が3割あまりしかないのは、企業間格差が拡大している何よりの証拠である。規制緩和で競争を激化させた結果、大企業だけが儲か
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