過去、「ナポレオン・ダイナマイト」を「バス男」とし、キャッチコピーに「キタ――――(゚∀゚)――――!!!!!」とか顔文字をちりばめ、真っ当な映画ファンの怒りを買った20世紀フォックスだが、あの轟々たる批難をまったくものともせず、またもやってくれました。 今度は「20世紀少年」をもじった「26世紀青年」というタイトルのこの映画は、一昨年のアメリカ版DVD発売後、極地的(少なくともボクの見知った映画好きの間)に見てない人がいない程の大人気を博した「Idiocracy」である。 「ビーバス&バットヘッド」のクリエイター、マイク・ジャッジによる実写映画。タイトルの「イディオクラシー」は「イディオット(バカ)」と「〜〜クラシー(〜〜体制、〜〜主義)」の造語で、直訳するとすれば「バカ主義」になるだろうか? “一番平均的な男”として選ばれたルーク・ウィルソンと“ツテ”で選ばれた娼婦が、アメリカ軍の冷凍