9月18日に放送されるTBS系スペシャルドラマ『渡る世間は鬼ばかり』3時間スペシャル(20:00~22:54)の脚本家・橋田寿賀子氏と石井ふく子プロデューサーが1日、東京・赤坂の同局で取材に応じた。 1990年にスタートし、2011年に1年間の連続シリーズが終了した後も単発番組として放送されてきた『渡る世間は鬼ばかり』。今回の最新作は、眞(えなりかずき)の妻・貴子(清水由紀)夫婦の子育てを巡る騒動……貴子の家出、眞のイクメンぶり、五月(泉ピン子)と眞夫婦とのギクシャクした関係などが描かれる。 橋田氏は「この頃はイクメンと称してご主人が子供を育てたり、一人で育てると育児ノイローゼになるお母さんがいます。そういうの頭にくるんで、そういう精神で書いています。1人でちゃんと育てなさい。そういう怒りをもって書いています」と最新作の脚本に込めた"怒り"を告白。「社会への反発です。イクメンなんて認めませ