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ブックマーク / pub.ne.jp (1)

  • Sightsong: 四方田犬彦・晏妮編『ポスト満洲映画論』

    四方田犬彦・晏妮編『ポスト満洲映画論:日中映画往還』(人文書院、2010年)を読む。2009年に開催されたシンポジウムをもとにした諸氏の原稿が中心となっている。大島渚『アジアの曙』(1964-65年)に言及した数少ない論考が含まれているため読んだのだが、それだけでなく、少なくない驚きがあった。○満映で働いた日映画人の一部は、満洲解体後も残り、中国北朝鮮映画制作の技術的なサポートを行った。○なんと『白毛女』(1950年)(>> リンク)の編集は日人・岸富美子氏の手によるものであり、「安芙梅」という中国名でクレジットされている。○岸氏を含め、満映スタッフは、その後日に帰国してからレットパージの対象となり(内田吐夢は別格)、映画界ではなかなか仕事を見つけられなかった。○チェン・カイコー『黄色い大地』(1984年)は、アンチ『白毛女』として撮られた映画である。○大島渚『儀式』(1971

    throwS
    throwS 2011/12/28
    『『サザエさん』のマスオさんは、一応は鱒から取った名前と解釈されているものの、連載開始された敗戦直後には、読者はそこに満洲育ちを容易に連想した』
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